人中短縮術(リップリフト、上口唇短縮術)唇の形は変わる?変わらない?
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に深く感謝いたします。
人中(にんちゅう、じんちゅう)短縮術の診察中に、同じような質問を受けることが多いのですが、その1つに、上口唇の形が変わるのかというご質問があります。
これについてコメントをする前に術前、術後3か月の状態を御覧に入れたいと思います。
いかがでしょうか?鼻の下を切って、上に持ち上げるために、『上口唇の形は変わる』というのが、正解だと思います。
また、小鼻が変形したり、鼻の穴の見え方が変わらないのかというものも多く受ける質問の1つです。
これは、切除デザインを小鼻の外側まで伸ばした結果に起こる現象だと私は思っています。
そのため、当院の術式では、ほぼ影響を受けないと考えて頂いてと良いと思います。手術デザインをお見せします(写真3)。
では、小鼻も広がらないなら大きな問題はないのではないかと思われがちですが、傷の治り方には、個人差があります。
落ち着くまでの治癒期間もさることながら、最終的に傷がどの程度目立ってしまうのかにも個人差があります。
術後5日目、抜糸時の状態です(写真4)。
術後1か月の状態(写真5)もお見せしますので、経時的な変化のイメージも持っていただきたいと思います。
いつも似たような文章内容になってしまうのですが、ご自分と似た感じの方を、症例写真の中で捜していただくことが非常に重要です。
また、色々な医療機関の症例写真を見比べた後に、手術を担当する医師とお話しすることが、さらに大事だと思います。
※出血シーンがございますので、閲覧にはお気を付けください。
手術名:人中短縮・リップリフト・上口唇短縮術
施術内容:鼻の下の長さを短くする
副作用(リスク):術後1ヵ月~2か月程度は傷跡が目立つ
施術料金:¥302,400(モニター¥241,920)税込
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/subject/?id=1432003113-980422
人中短縮術(リップリフト、上口唇短縮術)の効果は持続するか?にお答えします
人中短縮術の話は、時々書いていますが、目や鼻に比べるとモニターをご希望される方も少ないので、ご紹介する機会が、あまりありません。
今回の方は、1年という長期経過を追うことが出来ましたので、傷跡の経過を中心にお見せしたいと思います。
まず、術前と術後1年の状態を比較していただきたいと思います。
上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。
傷跡の経過も良好で、ほとんど目立たなくなっていると思います。
角度を変えてもご紹介します。
術前と術後1年を比較していただきたいと思います。
この角度から見ても、傷跡は、ほとんど目立たないくらいの状態だと思います。
術前のデザインです。では、どこをどの
では、どこをどの程度切ったのかというデザインをお見せしたいと思います。
このように傷跡は、鼻のすぐ下にあります。
実は、この方は、この間に上口唇の外側を引き上げたいとのご希望があり、上口唇挙上術を追加で施行しました。
どこを切ったのかのデザインもお見せしたいと思います(写真下)。
人中短縮術だけでは、効果が無かったのでしょうか?
術後5日目、抜糸時の状態をお見せします。
上口唇のバランスもよく仕上がったようにも見えますが、美容の手術は、ご本人の評価が非常に大事ですので、ご本人のご希望に沿うように追加手術を計画しました。
手術効果としては、このような感じですが『顔が締まって見える』という表現をされることもあり、受けられる患者さんによって、表現は様々です。
最後に手術翌日の状態をお見せしたいと思います。
なかなかこの時に患者さんにお会いすることが少ないので、術翌日の腫れ方を知る貴重な画像だと思います。
今回の方のご紹介は、以上ですが、『口輪筋は縫いますか?』というような専門的なご質問を受けることもあります。
個人的には、口輪筋をあまり縫合すると、術後に突っ張った感じが出る(しゃべり難い、食べ難い等)事があるために、処置をしないようにしています。
口輪筋を縫合するというのは、効果持続をねらっての手技なのですが、『真皮縫合をしっかりしていれば、効果はしっかりと持続する』と私は考えています。
このように、デザインや、その工程での縫合の仕方には、医師の考えや好みが含まれています。美容外科の手術では、ご自分が納得される手術をする先生を選ぶことが何より大事であると考えています。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/
人中短縮術(リップリフト、上口唇短縮術)のトラブルになりにくい手術の方法
人中短縮術の話は、時々書いていますが、目や鼻に比べるとモニターをご希望される方も少ないので、ご紹介する機会が、あまりありません。
今回は、この手術の傷跡の経過と手術デザインについてご紹介したいと思います。
まず、術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較していただきたいと思います。
上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。
傷跡は、まだ若干目立ちますが、時間がさらに経過すれば、ほとんど目立たなくなります。
角度を変えてご紹介します。術前(写真3)と術後3か月(写真4)を比較していただきたいと思います。
この角度から見ると、傷跡が、どの程度目立つのかというイメージがわくのではないでしょうか。
では、どこをどの程度切ったのかというデザインをお見せしたいと思います(写真5, 6)。
このように傷跡は、鼻のすぐ下にあります。
また、角度を変えて見ると、デザインを立体的にする必要があります。
診察をしていると、『他院では、口輪筋の切除をすると聞きました』、『小鼻が広がると聞いたことがあります』というコメントを頂くことが非常に多いのでこの2点について、私の考えを書きたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、当院は様々なトラブル症例が集まる特殊なクリニックです。
他院修正をすると、様々な問題点に気が付きますので、この点に気を付けて手術を行うようにしています。
まず、口輪筋を他院にて切除された方ですが、『術後に口がつっぱった感じがする』と訴えられる方にお会いすることがあります。
これは、口輪筋は、本来動く部分ですので、切ってしまったことによりこの部分が硬くなり、動きが悪くなっていると考えられます。
もちろん、すべての方に起こるわけではありませんが、そのようなトラブルをお持ちの方にお会いすると、それを回避するように手術を行うというのが人情というものではないでしょうか。
これが、私が必要以上に口輪筋を触らない理由です。また、『真皮縫合をしっかりしていれば、効果はしっかりと持続する』とも私は考えています。
次に、小鼻に関してですが、小鼻の外側にまで傷を延長した場合にこのリスクが生じます。
したがって、私の手術デザインはそのようになっていません。
このように、手術の術式には、手術をする先生方の感性や考え方が現れますので、術前の担当医選びの際には、その先生の考え方を知るというのも非常に大事なことだと思います。
また、術後の傷跡の経過についてご紹介したいと思います。術後5日目、抜糸時の状態です(写真7)。
術後1か月の状態(写真8)もお見せしますので、1か月位経つとこの程度に変化するというイメージを持っていただきたいと思います。
今回は、人中短縮術をご紹介しましたが、『傷』が表面に出る手術ですので
こうした傷経過もご覧になって手術を検討されることをお勧めします。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/
人中短縮術(リップリフト、上口唇短縮術)を写真でわかりやすく解説
最近、人中短縮術のモニターを希望される方も徐々に増えていますので、機会を見つけてご紹介したいと思います。
この手術は、術式自体は非常に単純で、どのように切るのか(手術デザイン)、どのように縫い合わせるのか(縫合技術)ということに話題が集約されるのではないかと思います。
色々な方をご紹介した方が、イメージをつかみやすい易いと思いますので、ご自分に似た方がいらしたら、参考にして頂きたいと思います。
まず、術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較していただきたいと思います。
上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。
傷跡は、まだ若干赤みが目立ちますが、時間がさらに経過すれば、ほとんど目立たなくなります。
角度を変えてご紹介します。
術前(写真3)と術後3か月(写真4)を比較していただきたいと思います。
この角度から見ると、傷跡が、どの程度目立つのかというイメージがわくのではないでしょうか。
では、どこをどの様に切ったのかというデザインをお見せしたいと思います(写真5)。
このデザインをする際は、立体的な仕上がりのイメージを持ちながら書く必要がありますので、担当医には『デザイン力』が要求されます。
いまだに、『他院では、口輪筋の切除をすると聞きました』、『小鼻が広がると聞いたことがあります』というコメントをいまだに頂きますが、当院の手術では、口輪筋の切除はせず、小鼻が広がることもありません。
これは、口輪筋を切除しなくても、『真皮縫合をしっかりしていれば、効果はしっかりと持続する』とも考え、口輪筋の切除を行っていないことと、切除デザインを小鼻の外側まで延長しないようにしているからなのです。
このように、『同じ名前の手術であっても、担当医によって別物になってしまう』ということをよく認識したうえで、担当医選びをされることを強くお勧めします。
この方の、術後の傷跡の経過についてご紹介したいと思います。
術後5日目、抜糸時の状態です(写真6, 7)。術後1か月の状態(写真8, 9)もお見せしますので、1か月位経つとこの程度に変化するというイメージを持っていただきたいと思います。
関連動画はこちら※出血シーンがございますので閲覧にご注意ください。
最後に、ご注意していただきたいことがあります。
それは、全員が全員、傷が同じ経過をとらないという事です。
中には、術前のご本人の想像以上に目立つように治ってしまうことも十分に考えられます。
この手術の難点は『傷が外につく』ことですので、このリスクに関しては十分に理解して手術を受けるか否かを検討して頂きたいと思います。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/
ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
https://dr-yamamoto.com/contact/
また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff
当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/