まず、このお話にご協力いただいたモニターの方々に深く感謝いたします。
以前にも人中短縮術の話は、書きましたが、美容外科での手術件数としては、目や鼻の手術に比べると少ないので、相変わらずあまり説明されていない気がします。
人中短縮術の術後の傷跡の経過
今回は、術式に関しては、以前にご説明しましたので、割愛させていただき、術後の傷の経過をご紹介したいと思います。
また、3人の方を同時にご紹介いたしますので、『効果の個人差』についてもご覧いただけると今後手術を考えられている方の参考になると思います。
前置きが長くなってしまいましたが、最初の方の術前と術後3ヶ月の状態を比較していただきたいと思います。
人中短縮の傷跡経過①
上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。
この方の抜糸時、術後1ヶ月の状態をお見せしますが、傷というものが時間をかけて少しずつ目立たなくなることがお分かりいただけると思います。
抜糸時には、傷に赤みはほとんどありませんが、術後1ヶ月では、傷が少し赤くなり、これが時間をかけて赤みが落ち着いて来て、術後3ヶ月では目立たなくなっています。
さらに時間が経てば、ほぼ分からない程度まで落ち着いていくがほとんどです。
人中短縮の傷跡経過②
ここで効果の個人差もご紹介したいと思います。
2人目の方の、術前と術後1ヶ月の状態を比較していただきたいと思います。
人中は、加齢現象とともに皮膚が伸びてしまいますが、ここを短くすることは、若く見せる1つの方法だと言えます。
この方をご覧になると、口元が少し若返った印象をお持ちいただくことが出来ると思います。
人中短縮の傷跡経過③
最後に3人目の方の術前と術後1ヶ月の状態をご覧にいれますが、口唇の形が変わり“口元が立体的になった”感じを受けると思います。
このように、同じ術式でも効果の程度は個人差があります。ただ、デザインは患者さんによって大きく変わるものではありませんので、このような話からイメージをつかんでいただきたいと思います。
術後1ヶ月の時点で、傷を気にされている方にお会いすることもありますが、このように時間とともに目立ちにくくなるということも事前にご理解いただければ幸いです。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/subject/?id=1432003113-980422
ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
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また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
http://ameblo.jp/yamaclistaff
当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/
人中短縮術(リップリフト、上口唇短縮術)の50代の女性の変化と経過
人中(にんちゅう)短縮術の話は、時々書いていますが、色々な方をお見せすると傷の様々な経過についてもイメージし易いと思います。
今回ご紹介する方は、50代女性ですので、この世代の方には、経時的変化が参考になるのではないかと思います。
また、手術の切除デザイン、手術効果についてもご紹介したいと思います。
まず、術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較していただきたいと思います。
上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。
傷跡は、正面からだと目立たないのですが、角度を変えて見ると、若干目立つかもしれません。
角度を変えてご紹介します。術前(写真3)と術後3か月(写真4)を比較して頂きたいと思います。
この角度から見ると、傷跡が、どの程度目立つのかというイメージがわくのではないでしょうか。
この傷は、時間がさらに経過すれば、さらに目立たなくなるのが一般的です。
では、切除デザインもお見せしたいと思います(写真5)。
このデザインをする際は、立体的な仕上がりのイメージを持つ必要がありますので、担当医には『デザイン力』が要求されます。
診察時に、『小鼻が広がると言われました』『唇が富士山の形のように真ん中だけ引き上がったようになると言われた』とおっしゃる方にお会いすることも珍しくないのですが、それは、この手術デザインがどのようにされているかという事に起因することがほとんどです。
ですから、どのように切除デザインをしているかという事は、術後の仕上がりに直結すると言っても過言ではないと思います。
また、『他院では、口輪筋の切除をしないと絶対に後戻りすると聞きました』というコメントを頂くことも多いのですが、この手術で、口輪筋を処理する場合と、しない場合を比較した科学的なデータは、私が調べた限りでは見当たりません。
ですから、『口輪筋の処理をしないから後戻りする、というのは、単なる担当医のイメージ』なのだと思いますし、当院の手術では、口輪筋の切除はしていませんが、これが問題となったことはありません。
そういう術中処理よりも、『手術デザイン』と『縫合の仕方』にこの手術の『きも』があるのでは、ないかと思っています。
また、患者さんにとって一番大事な事は、『傷の経過』なのではないかと思っています。そのような理由から、なるべく多くの方を、このコラムでもご紹介させて頂いております。
このように、『同じ名前の手術であっても、担当医によって別物』というのが現実です。こうしたことをよく認識したうえで、担当医選びをされることを強くお勧めします。
さて、術後の傷跡の経過についてご紹介したいと思います。
術後5日目、抜糸時の状態です(写真6, 7)。
術後1か月の状態(写真8, 9)もお見せしますので、1か月位経つとこの程度に変化するというイメージを持っていただきたいと思います。
このように、人中短縮術は、『傷』が表面に出る手術ですし、『どこにどの程度の傷が付くのか』という点は非常に重要です。
さらに、『どのようにデザインして手術されているのか』という事は、最重要な点ですので、こうした事をよく検討されることをお勧めします。
関連動画はこちらです。出血シーンがございますので閲覧にご注意ください。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#liplift
【人中短縮術のビフォーアフター】(リップリフト)3か月の術後の経過と
人中短縮術(にんちゅうたんしゅくじゅつ)の話は、時々書いていますが、目や鼻に比べるとモニターをご希望される方も少ないので、ご紹介する数も多くありません。
今回は、3か月間の傷跡と形状の変化についてご紹介します。
まず、術前と術後3か月の状態を比較していただきたいと思います。
上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。
傷跡の経過も平均的で、あまり目立たなくなっていると思います。
角度を変えてもご紹介ます。
術前と術後3か月を比較していただきたいと思います。
この角度から見ると、傷跡は、少し凸凹して見えますが、今後次第に平らになっていきます。
では、どこをどの程度切ったのかというデザインをお見せしたいと思います。
このように傷跡は、鼻のすぐ下にあります。
このデザインも担当医によって異なります。
特に『唇の形が変になりませんか?』という質問を受けることが多いので、このようなお写真を見て頂くとお分かりいただけるのではないでしょうか。
また、『小鼻の外側も切って下さい』というようなご希望を頂くこともありますが、『小鼻が外側に広がる可能性がある』と私は考えていますので、そのようなデザインは行っておりません。
次に術後の傷跡の経過を御覧に入れたいと思います。
術後5日目、抜糸時の状態をお見せします(写真6, 7)です。
まだ、傷跡の赤みも目立つと思います。この時期は、コンシーラー等で隠していただく必要があると思います。
術後1か月の状態(写真8, 9)です。
傷跡の赤みも減ってきて、お化粧をしていれば、気にならない状態だと思います。
このように、術後の傷跡が落ち着いていくのに少々お時間が必要だと思います。
最近、『口輪筋は縫いますか?』というような専門的なご質問を受けることもあります。
個人的には、口輪筋をあまり縫合すると、術後に突っ張った感じが出る(しゃべり難い、食べ難い等)事があるために、処置をしないようにしています。
口輪筋を縫合するというのは、効果持続をねらっての手技なのですが、『口輪筋を縫わなくても、真皮縫合をしっかりしていれば、効果はしっかりと持続する』と私は考えています。
⇒人中短縮術(上口唇挙上術)についてはこちらに手術例をまとめております。
施術名:人中短縮術(リップリフト)
このように、デザインや、その工程での処理の仕方には、医師の考えや好みが含まれています。
美容外科の手術では、ご自分が納得される手術をする先生を選ぶことが何より大事であると考えています。
術前にご自分に合う先生を見つけて頂きたいと思います。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
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また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
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当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
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