美容外科話

COLUMN

刺青切除・刺青除去レーザー
第192話

タトゥー・刺青切除のテレビ取材(TBS編)とその後の傷跡の経過

テレビ取材は、何回か受けていますが、今回はTBSの取材を受けましたので、取材の様子をご紹介したいと思います。

この取材には、色々な患者さんにご協力いただきましたので、この場をお借りして皆様に深く感謝したいと思います。

今回の話では、手術風景の取材撮影にも快諾していただいた3人の方々の手術経過をご紹介したいと思います。

一人目の術前と術後
一人目の術前と術後
二人目の術前と術後
二人目の術前と術後

まず、最初の方ですが、上腕(二の腕)にイルカの刺青があります。

この大きさを1度で切除してしまうのは、難しいのですが、2回の切除で完全に切除することができました(写真1, 2)。

今回の取材が2回目の手術でしたので、ちょうど取材中に刺青がなくなりましたので、ご本人にとっても記念すべき手術だったのでは、ないでしょうか?


三人目の術前と術後
三人目の術前と術後

3人目の方は、足首の近くに刺青が入っている方です。

前腕の方に比べると非常に小さいサイズなので、簡単に切除出来そうに見えますが、足首近くの皮膚は硬いので、柄全体を切除してしまうと、残った皮膚同士を引き寄せるのに『寸足らず』の状態になってしまうこともあります。

このため、切除するのに工夫と技術と経験が必要です。この方の柄の場合、真ん中の正常皮膚を切り取らずに残すように工夫し、1回で切除出来ました(写真5)。

術後の状態をお見せしますが、柄の真ん中の皮膚を残したことで、皮膚に無理な力がかかることなく切除出来たのがお分かりいただけると思います(写真6)。

このようにいつもと同じように治療を行うのですが、取材となると、 カメラマンの方やマイクの方が近くにいらっしゃいますので、患者 さんとしては少々緊張するようです。

今回は、刺青切除の手術取材を受けていただいた方をご紹介しましたが、2回で切除が完成する場合2回目までの治療間隔は2-3ヶ月ですので、この手術を最短で2ヶ月間で全て終えることが出来ます。

いつも申し上げていますが、どの手術も担当医との治療計画が非常に大事です。

治療前に担当医ときちんと計画を練るようにしていただきたいと思います。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。