【前腕のタトゥー・刺青の分割切除】傷跡がどれくらい消えるのかの経過
前回足首の刺青除去の話を書いたのですが、刺青の入っている場所によって若干の経過が異なりますので、今回は前腕の経過をお見せしようかと思います。 今回、写真掲載に快諾していただいた患者さんには、この場をお借りして、深く感謝の意を表します。 まず、術前の写真ですが、他院でレーザーを何回か照射されたために部分的に色が抜けています。 この方の場合、数字の部分は消さずに、模様の部分のみを消したいとのことでした(写真1)。 一度で切除するには皮膚が足りないので、2回に分割切除することにしました。 また、数字の部分を残...
詳しくみるピアスの穴のふさぎ方
ピアスの穴を塞ぎたいという方に、穴を縫い縮める治療を行った際の経過。患者さんが治療経過を見られる機会も少ないため、経過について画像付きで紹介。効果:傷はわかるものの、術前と比較するとかなり自然な形になった。施術名:ピアス穴を縫い縮める手術。
詳しくみる目の下リフトの傷のビフォーアフター
以前、第70話で目の下のリフトについて書きましたが、外来でどのくらいの時間で目立たなくなりますかという質問を受けますので、一般的な経過をお見せして、参考にしていただきたいと思います。 これも例によって私の手術ですので、先生によって経過も違うと思いますし、場合によっては傷の付け方も違いますので、くれぐれも術前には担当医とお話をされることをお勧めいたします。 この手術の経過の写真を提供していただいた方には、この場をお借りして深く感謝いたします。毎回、色々な方に写真を提供していただいているのですが、私個人...
詳しくみる【足首のタトゥー・刺青の切除】傷跡の経過のビフォー・アフター
最近、インターネットで、術後の経過を見せる医療機関が増えてきていて、中にはビデオで説明してある施設も登場し、“美容外科の嘘、虚像が減った”ような気がします。 また、それに伴い患者さんも勉強されてから、私のところにいらっしゃる方も増えていて、良い傾向なのではないかと思っています。 このような状況下で、患者さんから“足首の刺青は切るのが難しいのですか?”との質問を受けました。インターネットのどこかで勉強されたのではないかと思います。 確かに、足首に限らず膝から下は切除が難しいと思います。これは他の部分と...
詳しくみる【眼瞼下垂とは?】その原因と対処手術を分かり易く解説
外来で、よく“私は眼瞼下垂ですか?”と質問されることがあります。 これに対して、話を書こうと思っていたのですが、なかなか適当な写真がなくて困っていました。 今回術中に御承諾をいただき写真を提供していただいた方には、この場をお借りして深く感謝いたします。 まず、眼瞼下垂がどういうものかを簡単にご説明して、二重と眼瞼下垂の違いについて述べてみようかと思います。 例によって、これは私の手術なので、施設によって若干の術式の相違はあるかと思いますが、これは美容というよりも機能回復の手術ですので、あまり違いがな...
詳しくみる目頭切開、切開二重、2週間後の腫れ
目頭切開、切開二重の術後2週間の状態。効果:術後1週間の抜糸直後、糸がついていた部分で折り曲がれずに、“かなりおかしな目”になっていましたが、抜糸後2週間の写真を見ると、抜糸の時と比べるとかなり落ち着いてきているのがわかる。施術名:目頭切開+切開二重。
詳しくみる目の下の手術について
いつも写真を提供してくださる患者さんには、感謝しておりますが、今回はご本人からホームページの使用許可を申し出ていただいたので、この場をお借りして深く感謝いたします。 今回は、比較的多い目の下の弛みについて書くとともに、手術の一つのやり方もご紹介しようかと思います。 目の下の弛みには、原因がいくつかあると思いますが、 1.皮膚の弛み2.筋肉の緩み3.脂肪の緩み が挙げられると思います。 したがって、治療もこれらを改善されるように計画する訳なのですが、その方の社会生活や年齢によっても治療法のバリエーションが生...
詳しくみる【目頭切開】効果についてのよくある質問にお答えします。
目頭切開の術式で、片目全部をお見せしてどれだけの効果(目の感じが変わるか)が出るかをご紹介します。効果:術前の蒙古襞が張っていて“つっぱったような感じ”から、襞に切れ目を入れて縫い合わせることで、術後の目の形が“横長になった”のがお分かりいただけると思います。施術名:目頭切開。
詳しくみる【タトゥー・刺青切除による傷跡】切開傷の経過を写真付きで解説
以前から私のホームページには、手術の実際等を載せてきましたが、“術後の経過を見せていただけませんか?” “傷はきれいに治りますか?”等々経過についても診察中に聞かれることが多いので、今回は刺青切除をした方の経過の写真を例にとり、実際の傷の経過について御説明しておこうかと思います。 今回、写真を使うことを許可して頂いた患者さんには、この場をお借りして深く感謝いたします。 例によって、これはあくまで“私の手術”ですので、術後の経過も若干の相違があることはくれぐれも忘れないで下さい。 この方は、左の上腕に...
詳しくみる切開二重線(へこみ)の修正
以前に切開二重の修正について書きましたが、今回は比較的多い“切開線のへこみ”について書いてみようかと思います。 切開ラインのへこむ原因としては、1.眼輪筋の切除のしすぎ2.二重のラインを作る際の眼瞼挙筋への固定が強すぎる場合が圧倒的に多いのですが、時として私が想像もつかない状態でへこんでいる方にもお会いします。 上記の2つでは、2.の方がはるかに修正が楽で、しかも頻度も高いと思います。 ただ、前回の話にも書きましたが、その方にどのような手術が行われたかは“想像の域を出ない”ので、実際は難しい手術になること...
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