美容外科話

COLUMN

隆鼻術(シリコン・軟骨・ヒアル)
第356話

【鼻プロテーゼのビフォーアフター】術前のデザインと術後の症例写真

はじめに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

今回ご紹介するのは、『プロテーゼ(シリコン)隆鼻術』です。

非常にメジャーな手術ですが、実は、担当する先生のセンスがそのまま形として表現されてしまうだけに、担当医との『感覚のずれ』が生じないことが非常に大事です。

この方は、『鼻の雰囲気をすっきりさせたい』というのがご希望でした。

私は、『最小限の治療で最大限の効果』の治療を模索することを心掛けていますので、この方にはプロテーゼ(シリコン)隆鼻術をご提案しました。

まず、正面の術前(写真1)と術後1か月(写真2)の状態を比較していただきたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後1ヵ月(写真2)

鼻が、すっきりとした印象を受けるのではないでしょうか?


術前・斜め(写真3)術後1ヵ月・斜め(写真4) 術前・横(写真5)術後1ヵ月・横(写真6)
術前・斜め(写真3)術後1ヵ月・斜め(写真4)
術前・横(写真5)術後1ヵ月・横(写真6)

斜めから見ると、術前(写真3)と術後1か月(写真4)では、『すっとした感じに変わったが大きな変化は無い』ということが、はっきりとお分かりになると思います。

ここで、横顔の状態を比較して頂きたいと思います。

比較して頂ければ、どこがどの程度変わったのかがお分かり頂けるはずです(写真5, 6)。

このように、『ぱっと見では、変わったことが気付かれないが、雰囲気が変わった感じを演出できる』という仕上がりが、私の感性に合致するところです。

また、よく聞かれる『プロテーゼ(シリコン)が鼻から飛び出てくる』リスクですが、当然異物なので、ゼロとは言いませんが、通常の生活であれば問題ないように、サイズの合った大きすぎないプロテーゼを使用することによって、リスクは最小限に抑えられると思います。

術前(写真7)
術後1ヵ月(写真8)
デザイン(写真9)

この方は、鼻尖部分の大きさが大きくならないように気を付けていますので、術前後の変化を見て頂ければ、鼻尖自体の高さは、あまり変わっていないことがお分かりいただけると思います(写真7, 8)。

この手術は、デザインによって、結果が大きく変わってしまいますので、担当医がどのような手術をするのか、どのようなセンスを思っているのかを考えることは非常に重要です。

このデザインをする能力を、私は『デザイン力』と呼んでいて、美容外科医に必須の能力です。

私のデザインをお見せします(写真9)。

どこからどこまでのサイズのものにするのか、どの部分を高くするのかをプロテーゼと、このように皮膚に書くことによって、調和させます。

(写真8, 9, 10)
(写真8, 9, 10)

次に手術後の腫れについてもご紹介したいと思います。術後5日目、抜糸時の状態ですので、ご参考になれば幸いです(写真8, 9, 10)。

いつも同じことを書きますが、同じ名前の手術でも担当によっては別物の手術ですので、術前によく担当医とお話をされることを強くお勧めします。

⇒隆鼻術(シリコン・軟骨・ヒアル)についてはこちらに手術例をまとめております

関連動画はこちらです。
※出血シーンがございますので、閲覧にはお気を付けください

施術名:隆鼻術(シリコンプロテーゼ)

施術内容:鼻筋を通して鼻を高くする

副作用(リスク):術後の腫れ。皮下出血の可能性がある。

施術料金:通常料金¥270,000(税込み)モニター料金¥216,000

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
http://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
http://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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