はじめに、この御写真をご提供いただいたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。
お臍の手術を希望される方に季節柄お会いする事も多くなりました。お臍は、形のバリエーションも多く、仕上がりにも差が出ますので、色々な方をご紹介した方が、イメージがつきやすいと思います。
以前にもお書きしましたように、術式自体は非常にシンプルで、基本的な手技はいつも同じです。今回は、術後の形の経過についてご紹介したいと思います。
お臍の手術を希望される方に季節柄お会いする事も多くなりました。お臍は、形のバリエーションも多く、仕上がりにも差が出ますので、色々な方をご紹介した方が、イメージがつきやすいと思います。
以前にもお書きしましたように、術式自体は非常にシンプルで、基本的な手技はいつも同じです。今回は、術後の形の経過についてご紹介したいと思います。
まず、術前(写真1, 2)と術後1ヶ月(写真3, 4)の状態をお見せいたします。
この方は、お臍の中身が飛び出している、“でべそ”です。以前のコラムでもご紹介しましたが、このような方は、お臍自体の深さがありますので、飛び出している部分の皮膚を薄くしてお臍の中身を整えるという手術で改善が見込めます。
私の手術の細かい話は、ご紹介したことがありますので、ここでは書きませんが、一番の特徴は“傷をお臍の外につけない”ことだと思います。傷がお臍の外に及ぶ術式では、“見た目”が良くないと思っていますので、そのようにデザインすることが非常に大事です。また、この手術は、術前に結果を具体的に説明しにくいので、“細長く綺麗に”“あなたの思いのままに”といった説明は、しないようにしています。現実的には、腕がいくらあっても、細かなオーダーに応えられる手術ではないと思います。
お臍の手術は、術者の慣れ(経験)と技術が非常に大事です。また、外科医として腹膜を開けるような手術を経験されている医師の方が、術中のトラブルに対応できる余裕がありますので、担当される医師の経歴も非常に大事だと思います。いつもお書きしていますが、術前診察を大事にしていただきたいと思います。