今回の手術:オープン法¥110,000+鼻中隔延長修正術¥995,500(モニター¥846,200)
総額¥1,105,500(モニター¥956,200)税込み※2024.12.17現在
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
この方は、他院にてプロテーゼ隆鼻術、鼻中隔延長術、鼻尖形成術を受けられた方です。鼻先が高すぎたことが気になるというのが、ご本人の相談内容でした。
ご本人としては、プロテーゼの形状は気に入っているので、鼻尖部分のみ治して欲しいというリクエストでしたので、横顔をプロテーゼと調和する鼻尖の高さにすることを考えました。 では、術前(写真1)と術後3か月(写真2)の正面の状態をお見せします。
雰囲気的な変化は望まれていなかったので、鼻孔の見え方を含め『ぱっと見は、あまり変わらない』ように仕上げてあります。
横顔の変化をお見せします。術前(写真3)と術後3か月(写真4)で比べて頂くと、尖って高すぎた感じが改善していることがお分かり頂けると思います。
下からの状態もお見せしますが、鼻先の高さが術前(写真5)と術後3か月(写真6)で、自然に低くなっています。
術前後の状態比較を見ただけですと、少しの変化なので、ちょっと移植軟骨を削って調整すれば良いように見えるかもしれませんが、これだけの調整をするだけが結構大変です。
まず、オープン法にて中の状態を把握します。この時に上手に剥離しないと皮膚に穴をあけてしまいます(写真7)。
次に鼻中隔に移植された軟骨を確認しますが、左右の鼻翼軟骨の奥にあり、これらが癒着していますので丁寧に左右に分離し確認します。黄色い矢印で示した部分が鼻中隔延長に使用された軟骨で、緑の矢印で示した部分が鼻翼軟骨です(写真8)。
この状態で横顔を評価し、どの程度鼻中隔延長を修正したらよいのかを決めます(写真9)。
鼻中隔延長術に使われた軟骨を適度なサイズにカットした後、鼻翼軟骨の形状を整えながら縫合します(写真10)。触診、視診にて形状を確認したら、傷を縫い合わせて手術を終了します。
言葉で書いても複雑なように、実際の手術では、組織が硬くなっているため、初回手術の2倍以上に手間がかかります。急いで手術を行うと、ちょっとしたことで取り返しのつかない状態になることも珍しくありませんので、手術時間は長めに予定して、ゆったりとした気持ちで手術することが非常に大事です。
どの手術もそうですが、『美的センス』というのが、非常に重要です。
我々医師側と患者さんの感性が一致していないと『こんなはずじゃなかった!』という事になってしまいます。
いつも同じような事を書きますが、手術結果のイメージを担当医がどのように考えているかを知るために、術前には担当医の症例写真を穴が開くほどよく見て、感性を知る努力が必要だと思います。
手術名:鼻中隔延長修正(オープン法
手術料金:鼻中隔延長術修正¥995,500(モニター料金¥¥846,200)+オープン法¥110,000
総額¥1,105,500(モニタ¥956,200)税込み※2024.12.17現在
リスク:抜糸までギブス固定が必要。オープン法による傷が一時的に目立つ。
鼻の他院修正の手術に関してはこちらに手術例をまとめております
https://dr-yamamoto.com/column/97644/
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/retouching/#cost-1-2
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