美容外科話
鼻の他院修正手術
第538話

鼻先が尖りすぎた!!(他院修正術)

今回行った手術:鼻尖形成修正¥445,500(モニター¥378,700)+鼻尖部移植軟骨修正¥440,000(モニター¥374,000)+オープン法¥110,000(モニター¥110,000)総合計¥995,500(¥862,700)

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

この方は、他院にて骨切幅寄せ術、ハンプ削り術、鼻尖部軟骨移植術を受けられた方です。

鼻先が高すぎること、尖っていることが気になるというのが御相談内容でした。また、鼻骨が少し太い感じも気になっているとのことでした。 正面の変化からお見せしたいと思います。術前(写真1)と術後6か月(写真2)の見て頂くと、あまり変化が分かり難いかもしれません。

BEFORE
AFTER

笑った顔で比較して頂いても術前(写真3)と術後6か月(写真4)では、はっきりと違いが判らないかもしれません。

しかしながら、角度を変えて見ると、術前(写真5)では、鼻先が尖り、高すぎ(緑矢印)、鼻骨が太い(黄色矢印)状態が、術後6か月(写真6)では、鼻先の高さも形状も改善され、鼻骨の太い感じもすっきりとしたことがお分かり頂けると思います。

また、笑い顔で比較して頂いても術前(写真7)と術後6か月(写真8)では、変化が出ていることがお分かり頂けると思います。

この手術は、どのように軟骨が移植され、鼻翼軟骨の形状変化を知るために、『オープン法』にて手術する必要があります。鼻尖を露出させると、移植された軟骨が尖っていることが一原因であることが分かりました(写真9)。こうした原因である軟骨を少しだけ削ってもバランス良く仕上がりませんので、移植された軟骨を鼻翼軟骨から丁寧に外していきます(写真10)。この最中に軟骨に傷をつけてしまうと使い物にならなくなってしまいますので、細心の注意を払います。

切除した軟骨をお見せします(写真11)。

どの程度の腫れが出るのかというのも気になる事だと思いますので、術翌日(写真12, 13)、術後2日目(写真14, 15)、術後3日目(写真16, 17)の状態をご本人からご提供いただいたお写真でご紹介しておきますので、ご参考になれば幸いです。

いつも同じようなことを書きますが、修正手術は技術と経験とが必要な高度な手術になります。このような手術が必要にならないようによく調べてから手術を受けるようにお勧めします。

また、修正手術で担当医の技量不足によって、皮膚に穴をあけてしまったりすると、『修正不能』になることもありますので、修正手術の担当医選びは慎重に行うようにして下さい。

施術名:鼻尖形成修正+鼻尖部移植軟骨修正+オープン法

施術料金:鼻尖形成修正¥445,500(モニター¥378,700)+鼻尖部移植軟骨修正¥440,000(モニター¥374,000)オープン法¥110,000 

今回のように同時に行った場合の合計¥995,500(モニター¥862,700)※すべて税込み表示(2025.4.1現在)

施術内容:移植している軟骨の大きさや形を調整し、鼻尖の形状も修正する

副作用(リスク):抜糸まで(術後1週間)は、鼻先にテープ・ギプス固定が必要。

皮下出血の可能性がある。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。