今回の手術:オープン法¥110,000+鼻中隔延長修正¥995,500(モニター¥846,200)+小鼻縮小術¥385,000(モニター¥308,000)
総合計:¥1,490,500(モニター¥1,264,200)税込み※2025.5.7現在
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
この方は、他院にて鼻中隔延長術、鼻尖形成術、耳介軟骨移植術を受けられた方です。鼻先が高すぎること、鼻先が曲がっていることを改善したいというのがご本人の相談内容でした。また、小鼻も同時に小さくしたいというご希望でした。
早速、正面から見た術前(写真1)と術後6か月(写真2)を比較して頂きたいと思います。
正面からですと分かり難いかもしれませんが、鼻筋が細く変わったように見えるはずです。



下から見ていただくと、術前(写真3)と術後6か月(写真4)では、鼻先が若干右に傾いていた状態(薄い黄色線)が改善したことが分かると思います。

横から見ると、術前(写真5)と術後6か月(写真6)では、鼻先の高さの違い、尖った感じが解消されたことがはっきりとお分かり頂けるはずです。
この方にお会いした時に、鼻中隔延長術を過度に行われたか事が原因であることが想定されましたので、手術は、軟骨の位置関係を確認するために、『オープン法』を使用し、鼻中隔延長術の修正を行い、最後に鼻尖の形状修正をするという計画を立てました。

実際に開けてみると、鼻中隔延長に使用された軟骨(黄色矢印)が高すぎることが分かりました(写真7)。
鼻翼軟骨をさらに丁寧に剥離し、鼻中隔に移植されている軟骨(黄色矢印)を修正可能な程度まで露出させ、高さと形状を調整しました。
この後、左右の鼻翼軟骨(緑矢印)と先に形状調整した鼻中隔に移植された軟骨を縫合しながら鼻先の形状を整えます(写真8)。
縫合が終了した状態をお見せします(写真9)。
切除した鼻中隔延長に使用されていた軟骨もお見せします(写真10)。

こうした内部の形状を整えると、笑った時に鼻先が尖っていた(写真11)ものが、術後6か月(写真12)では、改善している事がお分かり頂けます。
修正手術は、癒着している組織をはがすという能力が非常に重要です。形成外科、美容外科領域ではこのトレーニング(癒着剥離)を十分に積んでいる医師が少ないため、修正を担当できる医師が少ないのが現状です。
このような修正は、前医の『美的感覚』に原因があると思います。術前には担当医の『美的感覚を症例写真から汲み取る』努力が必要であると思います。
施術名:オープン法+鼻中隔延長修正(鼻尖形成術修正)+小鼻縮小術
施術料金:オープン法¥110,000
鼻中隔延長修正(鼻尖形成術修正含む)¥995,500(モニター¥846,200)
小鼻縮小術¥385,000(モニター¥308,000)
今回のように同時に行った場合の合計¥1,490,500(モニター¥1,264,200)
※すべて税込み表示(2025.5.7現在)
施術内容:鼻中隔に移植されている軟骨のボリュームや形状を調整し、鼻尖が高すぎる・鼻尖が尖っている状態を解消する。小鼻縮小術では、小鼻の内側から外側にかけて皮膚切除を行い、小鼻の丸みを残しつつ小鼻を小さくする。
副作用(リスク):抜糸まで(術後1週間)は、鼻先にテープ・ギプス固定が必要。
小鼻の外側部分にも傷が付く。
皮下出血の可能性がある。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
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