美容外科話

COLUMN

鼻の他院修正手術
第513話

切らない小鼻縮小(他院)で、変わりませんでした!!

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

プチ整形術と呼ばれる手技には、色々なものがありますが、その一つに『切らない小鼻縮小術』というものがあります。切らないわけですから、小鼻は小さくなりません。

あくまでも小さくなるのは、小鼻の横幅だけですので、切らない小鼻幅縮小術という名称が正確だと思います。

この方も、他院にて切らない小鼻幅縮小術を受けたのですが、全く小さくならなかったというのがご本人のお悩みでした。

では、私が行った『切る小鼻縮小術』の術前術後をお見せしたいと思います。術前(写真1)と術後3ヶ月(写真2)では、“小鼻の形”が変わったことがお分かり頂けるはずです。

BEFORE
AFTER

下から見て頂くと、術前(写真3)、術後3か月(写真4)では小鼻の変化がより分かりやすいかもしれません。

笑顔で比較してみても、術前(写真5)と術後3か月(写真6)では、小鼻の広がり方も変化しています。

この方は、切らない手術を受けられていますので、この埋没してある糸も摘出しました。

術中にピンセットでつまんで引っ張った、矢印で示した物(写真7)が糸です。

摘出した糸もお見せします(写真8)。ご覧頂くとお分かり頂けるのですが、透明の糸が使われていることが一般的ですので、手術中に見つけるのに苦労します。

手術には、デザインが重要であることは、何回も書いてきました。他院手術によって左右の小鼻同士が引き寄せられていますので、こうした変化も考慮して慎重にデザインします。

特に小鼻には、必ず左右差がありますので、この点も考慮しなければいけません。術前デザインをお見せしますが、左右で非常に異なった切除幅、カーブになっている点にご着目下さい(写真9)。

相変わらず、小鼻縮小術の話をすると『mm』の話ばかりをされる方にお会いすることもありますが、私が大事にしているのは、『バランス』や『顔との調和』で、小さくなれば良いという感性を持ち合わせていません。

美容外科の手術は、担当医によって別物であることは、よく書いていますが、小鼻の手術は、特に担当医の感性が非常に大事です。

プチ整形という“切らない”という言葉に惑わされることなく、担当医に『自分の顔に本当に適した』手術なのかを質問することを強くお勧めします。

施術名:小鼻縮小修正(切らない小鼻後)

施術内容:切らない小鼻縮小術を受けられた後に、切る小鼻縮小術にて小鼻を小さくする。

副作用(リスク):抜糸後、1~3ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。        

価格:通常料金¥440,000・モニター料金¥374,000(税込)※2024/7/16現在※

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。