今回の手術:小鼻縮小修正術・鼻翼縮小修正術¥528,000(モニター¥448,800)税込み※2025.1.7現在
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
小鼻縮小術の際には、デザインが重要であることは、何回も書いてきました。
また、それと同じくらい、曲面的に切って、球体のような縫合を加えていくという事も大事というお話も何回か書きました。こうしたプロセスがきちんと出来ないと、小鼻の形状がおかしくなってしまいます。
この方は、小鼻縮小術後の形状と傷が気になるというのが、お悩みでした。
では、術前の状態からご紹介したいと思います(写真1)。
正面から見ると小鼻の顔の付着部(黄色の矢印)と傷の部分(緑の矢印)が別々で、『段差』になっています。
術後3か月の状態をご覧いただくと、これらが改善していることがお分かりいただけます(写真2)。
笑うとこの状態が強調され、顔の切り株に小鼻が乗ったような感じになっていると思います(写真3)。術後3か月の状態では、笑い顔も改善されています(写真4)。
また、斜めから見ると、小鼻から皮膚が垂れ下がっているような形状になってしまっています(写真5)。術後3か月たつと、この状態も改善されています(写真6)。
このようになってしまった原因は、1.デザインの悪さ 2.切除の拙さ 3.縫合技術のレベルの低さ だと考えられます。
修正手術では、このデザインを見直しますが、皮膚を気楽に切除すると、小鼻が無くなってしまいますので、慎重なデザインが要求されます。また、左右で同じ寸法を切除すると、左右差が強調されてしまいますので、このことも考慮してデザインします(写真7, 8)。
このデザイン力なくして修正手術が成り立たないのは容易にご理解いただけるはずです。
小鼻を再度切除すると、小鼻が無くなってしまう、鼻の穴が塞がってしまう等のコメントを複数の医療機関で言われ、手術もお断りされたそうです。
これは、こうした修正手術の経験値のない医師のコメントですが、私も気楽にお受けするという訳にはいきません。
話を戻しますが、デザインが終了したら、硬くなった組織を丁寧に切除しながら、小鼻の曲面をなくさないように丁寧に縫い直すということを行います。
これらは、言葉にすると単純なのですが、各工程が非常に難しく、高度な技術が要求されまる難易度の高い手術です。
小鼻縮小術自体を簡単だと認識している医師もいますが、左右差のある小鼻をご本人の形状を崩さないようにデザインするのは非常に難しく、切り方、縫合に至るまで気を抜けない工程が連続するので、小鼻縮小術は『非常に難しい』手術でもあると言えます。また、失敗すると取り返しのつかない手術です。
この方のご自宅での腫れている様子もご提供して頂きましたので、ご紹介したいと思います(写真9, 10)。
いつも同じことを書きますが、こういう状態にならないように、術前は担当医の症例写真を様々な角度からチェックすることをお勧めします。
施術名:小鼻縮小修正術(他院修正)
施術内容:一度小鼻縮小術を受けられた後に、更に大きさを小さくしたり、左右差を整えることが可能
副作用(リスク):抜糸後、1~3ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。
価格:通常料金¥528,000・モニター料金¥448,800(税込)※2025.1.7現在
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose
ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
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当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
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