美容外科話
小鼻縮小
第536話

小鼻縮小術、変えすぎない事も大事!!

今回の手術:小鼻縮小術・鼻翼縮小術¥385,000(モニター¥308,000)税込み※2025.3.10現在

まず、このお話にご協力頂いたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術のカウンセリングをしていると、「小鼻縮小術だけをやったら、非常にバランスが悪くなると他院で言われた」とおっしゃる方にお会いする事が少なくありません。

確かに、あまり小鼻だけを小さくすると、鼻尖とのバランスが崩れてしまいますので、注意は必要ですが、日本人で、ビックチェンジを希望される方は多くないと思います(私の考え)ので、小鼻縮小術だけをバランスを崩さないように手術することが一番大事です。

では、術前(写真1)、術後3か月(写真2)の正面の状態を比較して頂きたいと思います。小鼻の張りが抑えられて、全体的な横幅も小さく見える事がお分かり頂けると思います。また鼻筋も通ったように見えると思います。

BEFORE
AFTER

下から見て頂くと、横幅が少なくなり、鼻が高くなったように見えます(写真3, 4)。

この方は、上手くデザインしないと非常にバランスの悪い鼻が仕上がってしまいますので、どの部分をどれだけ切除して、どのように形状変化を表現するのかという事に非常に気を遣いました。小鼻の横もどこまで、どのような曲線で切除するのかをよく考えます(写真5, 6)。

また、このデザインをもとに曲線的に切除し、縫合するというのが非常に大事です。せっかく局面的に線を引いてもメスを直線的に使うと綺麗な曲面の仕上がりにはなりません。片側のみ終了した時点での状態をお見せしますので、この点を検証して頂きたいと思います(写真7)。

私は、『自然な変化』を得意としているのですが、デザインには非常に気を遣います。小鼻には、必ず左右差がありますので、この方のように左右で違う線を書かなければいけないからです。また、仕上がりの状態を頭の中で想像して、小鼻を曲面的に動かしながら縫合を行います。この工程は、なかなか口では表現できない“職人芸”です。同じ切除幅で小鼻を切っても、中の組織の残し方、皮膚縫合の仕方が違うため、他院との仕上がりが異なるのは、この為です。

私は、小鼻の丸みがない『コンセント鼻』になってしまう全ての原因が、『医者の腕』だと思います。

この手術は、『センスと技術が要求される』手術だと思いますので、症例写真を諸々の角度(特に下から)から検討して担当医の腕を評価して欲しいと思います。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:小鼻を小さくする・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。         

価格:通常料金¥385,000(税込) モニター料金¥308,000(税込)※2025.03.10現在※

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。