美容外科話
小鼻縮小
第537話

小鼻縮小術、デザインがめちゃくちゃ大事!!

今回の手術:小鼻縮小術・鼻翼縮小術¥385,000(モニター¥308,000)税込み※2025.3.21現在

まず、このお話にご協力頂いたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術のカウンセリングをしていると、「小鼻縮小術だけをやったら、鼻尖が目立つようになるから絶対やめた方が良いと他院で言われた」とおっしゃる方にお会いする事が少なくありません。

確かに、あまり小鼻だけを小さくすると、鼻尖とのバランスが崩れてしまいますので、注意は必要ですが、日本人でビックチェンジを希望されない方には、小鼻縮小術だけをバランスを崩さないように手術することが『医者の腕』だと思います。

では、術前(写真1)、術後3か月(写真2)の正面の状態を比較して頂きたいと思います。小鼻の張りが抑えられて、全体的な横幅も小さく見える事がお分かり頂けると思います。また鼻全体がすっきり見えると思います。

BEFORE
AFTER

下から見て頂くと、横幅が少なくなり、鼻が高くなったように見えます(写真3, 4)。

斜めから見た状態でも、術前(写真5)、術後3か月(写真6)では、小鼻の張った感じが改善され、小鼻の位置も若干上がったことがお分かり頂けます。

この方は、上手くデザインしないと非常にバランスの悪い鼻が仕上がってしまいますので、どの部分をどれだけ切除して、どのように形状変化を表現するのかという事に非常に気を遣いました。小鼻の横もどこまで、どのような曲線で切除するのかをよく考えます(写真7, 8)。

また、このデザインをもとに小鼻を曲線的、立体的に切除し、縫合するというのが非常に大事です。せっかく局面的に線を引いてもメスをざっくりと深く切り込んでしまうと、断面が直線的になり綺麗な曲面の仕上がりにはなりません。片側のみ終了した時点での状態をお見せしますので、この点を検証して頂きたいと思います(写真9, 10)。

私は、『自然な変化』を出すと同時に『最小限の手術』をすることにしているのですが、デザインから縫合まで各工程で非常に気を遣います。小鼻には、必ず左右差があり、曲面で構成されていますので、デザインから縫合を終了するまで頭の中に3Dのイメージを持ちながら手術を進めていきます。この工程は“職人芸”です。同じ名前の術式で手術しても、同じように他院が仕上がっていないのはこのためです。

私は、小鼻の丸みがない『コンセント鼻』『鼻の穴が小さすぎる状態』になってしまう全ての原因が、『医者の腕』だと思います。

いつも同じことを書きますが、『センスと技術が要求される』手術だと思いますので、担当医師の症例写真を諸々の角度(特に下から)からチェックすることをお勧めします。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:小鼻を小さくする・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。         

価格:通常料金¥385,000(税込) モニター料金¥308,000(税込)※2025.03.21現在※

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。