美容外科話
小鼻縮小
第543話

小鼻縮小術で笑い顔も変わりますかか??

今回行った手術:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)¥385,000(モニター¥308,000)税込み※2025.5.31現在

まず、このお話にご協力頂いたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術の笑った状態の変化は、他院では紹介されているものをほとんど見ませんので、術前後でどのように変化するのか、手術に対してのデザイン、縫合を含めてご紹介したいと思います。

では、術前(写真1)、術後3か月(写真2)の正面の状態を比較して頂きたいと思います。小鼻の張りが抑えられて、全体的な横幅も小さく見える事がお分かり頂けると思います。鼻の存在感が『なんとなく』少なくなったと言えると思います。

BEFORE
AFTER

笑った状態でも、術前(写真3)と術後3か月(写真4)では、小鼻の横幅と広がり方が変わり、鼻の穴の見え方が変わったこともお分かり頂けると思います。

下から見て頂くと、横幅が少なくなり、小鼻の張った感じが減ったために、鼻先が高くなったように見えるはずです(写真5, 6)。

横から見ると、術後(写真8)は術前(写真7)に比べて付け根の位置が若干上がって見えます。

この方は、『左小鼻の方が大きい』ために、左側を多く切除する左右差のあるデザインを書きました(写真9)。

このデザインをもとに立体的に切除し、縫合するというのが非常に大事です。イメージしたように丸みのある縫合を2方向からご確認して頂きたいと思います(写真10, 11)。このように上手く縫合しないと、一部が引っ張られて綺麗な曲線に縫い上がりません。

私は、『自然な変化』を得意としているのですが、自然に仕上げるためには、『直線的な部分を作らない』工夫が大事です。特にデザインには非常に苦労します。小鼻を切り離した際に、顔側の断面と小鼻側の断面では形状が違いますので、これを歪みなく縫合するための頭の中での趣味レーションが非常に大事だからです。

『コンセント鼻』になってしまうすべての原因が、『医者のデザインや腕に起因する』と私は考えています。

小鼻縮小術は、『センスと技術が要求される』手術だと思いますので、症例写真を諸々の角度(特に下から)で検討して担当医選びをされることをお勧めします。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:小鼻を小さくする・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。         

価格:通常料金¥385,000(税込) モニター料金¥308,000(税込)※2025.05.31現在※

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。