美容外科話

COLUMN

目尻切開
第172話

目尻切開の変化

目尻切開の手術に関しては、何回か書いていますので、目新しいことは何もありません。

また、『効果はあまり期待出来ない』という旨のことをいつも書いていますし、外来でも同じようなご説明をさし上げています。

ただ、これも以前から書いている事なのですが、『現実的には 、患者さんには案外満足される』手術だと思います。これは、写真よりも実際の方が変化が分かりやすいからだと思います。

今回は、『写真でも効果が少し分かる方』をご紹介したいと思います。

この話にご協力していただいたモニターの方にはこの場をお借りして、深く感謝いたします。

BEFORE
術前
AFTER
術後1カ月

まず、術前(before)と術後1カ月(after)の状態を比較していただくとお分かりいただけると思いますが、目尻の白目の部分が大きくなったのがお分かりいただけると思います。


下まぶた
下まぶた

また、下まぶたを見ていただくと、目尻側が下がっているのがお分かりいただけると思います。

正面上を向いている時の目尻の形の変化
正面上を向いている時の目尻の形の変化

正面上を向いている時の目尻の形の変化も術前と術後1カ月では違いがお分かりいただけると思います。

このように少しの変化ですが、手術では5mmの皮膚切開を加えています。

この手術に対して私が最近積極的なのは、満足される確率が高い事と『腫れが少ない』ことです。

経過の良い方ですと、術後すぐに人と会いましたが、指摘されませんでしたと言われることも多いのが特徴です。

術後5日目の状態
術後5日目の状態

この方の術後5日目の状態をお見せしますが、『ほとんど腫れていない』というのがお分かりいただけると思います。

いつも書いていますが、術後効果や経過も含めて担当される先生と良くご相談されることをお勧めいたします。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。