目尻切開の手術に関しては、何回か書きましたが、相変わらず“効果はあまり期待出来ない”という旨について外来でもお話しています。ところが、満足される確率は、相変わらず高いので担当医としては、不思議な気持ちになります。
今回は、“手術後にどれだけ腫れるのか”ということをご紹介しようかと思います。
この話にお写真を提供していただいたモニターの方にはこの場をお借りして、深く感謝いたします。
今回は、“手術後にどれだけ腫れるのか”ということをご紹介しようかと思います。
この話にお写真を提供していただいたモニターの方にはこの場をお借りして、深く感謝いたします。
まず、術前(写真1, 2, 3)と術後1カ月(写真4, 5, 6)の状態を比較していただきたいと思います。この方は比較的変化が分かりやすいと思いますが、白目の部分の大きさを比較していただければ、より分かりやすいのではないかと思います。
正面を向いている時と上を向いた場合も比較しやすいようにお見せしますが、横から見た目尻の形にも変化があるのがお分かりいただけると思います。ただ、いずれにしても“若干の効果”であることは、否めない気もします。
このように目尻切開の手術は、目頭切開と同様に腫れの少ない手術であると思います。ただ、術後の社会復帰までの時間には個人差がありますし、白目が赤くなってしまうこともありますので、時間的には余裕がある時期の方が良いとは思います。今回は、私の手術の平均的な経過をご説明いたしましたが、これから手術を受けられる方の参考になれば幸いです。