目尻切開の手術に関しては、以前より“効果はあまり期待出来ない”という旨について書いてきました。全体的には、この考えは変わらないのですが、時としてきちんと他覚的に効果が認識出来得る方にお会いする場合があります。
今回は“効果が認識出来る”方にお会いしましたので、御紹介したいと思います。この話に御写真を御提供いただいたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。
今回は“効果が認識出来る”方にお会いしましたので、御紹介したいと思います。この話に御写真を御提供いただいたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。
この方は、目尻切開と切開二重の手術を受けられていますので、正面を向いた目の感じが少し違いますが、術前(写真1, 2, 3)と術後2週間(写真4, 5,6)の状態を比較していただきたいと思います。
今回のように、同じ手術を同じ医者が施行しても、効果には個人差が出てしまいます。これには、患者さんの術前の目の状態が大きく関与すると思います。
また、カウンセリングと術者が違う場合には、もっと大きな差異が出てしまうことが想定されます。私が術前に担当医と良く術前カウンセリングをするようにお勧めしているのは、こうしたリスクを少なくするためなのです。術前に見せられる手術症例の写真をどの医者が施行したものかを、きちんとご確認されてから手術を受けられることは、もちろんですが、このように“個人差”が存在することを認識されてから手術を受けられることをお勧めいたします。
また、カウンセリングと術者が違う場合には、もっと大きな差異が出てしまうことが想定されます。私が術前に担当医と良く術前カウンセリングをするようにお勧めしているのは、こうしたリスクを少なくするためなのです。術前に見せられる手術症例の写真をどの医者が施行したものかを、きちんとご確認されてから手術を受けられることは、もちろんですが、このように“個人差”が存在することを認識されてから手術を受けられることをお勧めいたします。