鼻尖形成で、元の鼻の形で仕上がりにはかなり差異が出ることについては、以前に書きましたが、色々な方を御紹介することにより、手術を受ける方のイメージ作りにお役に立つと思いますので、今回の方をご紹介したいと思います。
写真4,5,6)術後2週間です。鼻尖がすっきりとして鼻筋が通ったように見えます。
この方のご希望は、シリコンという異物を使わずに鼻筋を通したいとの事でした。どこかの話で書いたこともありますが、鼻先をほっそりさせるだけでも鼻筋がほっそりしたように見えますので、この方には鼻尖軟骨縫縮、耳介軟骨移植を計画しました。
日本人の鼻は、皮下組織が厚いので、軟骨処理で形を大きく変えるのが難しいことも前に書きましたが、軟骨を2枚重ねたものを移植し、高さの変化を出し、鼻尖軟骨を縫縮することにより横幅を少なく見せることが可能であると考えました。
手術前後の状態を比較していただくと、鼻筋が通り、鼻全体がすっきりとした変化がお分かりいただけると思います。
ここで、鼻を下から見上げた状態をお見せします。(写真7)(写真8)