最近、お臍の手術がかなり増えましたが、個人差があり、形にもバリエーションがありますので、他の方をご紹介しようかと思います。この御写真をご提供いただいたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。
前にもお書きしましたように、術式自体は非常にシンプルですので、今回は、術後の皮下出血についてご紹介したいと思います。
前にもお書きしましたように、術式自体は非常にシンプルですので、今回は、術後の皮下出血についてご紹介したいと思います。
まず、術前(写真1, 2)と術後1ヶ月(写真3, 4)の状態をお見せいたします。この方は、お臍の中身が飛び出している、“一般的なでべそ”です。このような場合は、お臍自体には深さがありますので、左右の皮膚を薄くしてお臍の中身を整えるという手術で改善が見込めます。
前にも少し触れましたが、傷がお臍の外に及ぶ術式では、傷自体が術後に問題になってしまいますので、このような場合は特に傷がお臍の外に出ないようにデザインすることが、大事です。この手術は、術前に結果を具体的に御説明出来ないのですが、 “普通の程度に”という大まかなオーダーでしたので、自信を持って請け負うことにしました。
ここで、術後の皮下出血をお見せしたいと思いますが、手術中の出血が、このように皮膚の下に溜まり、“青たん”になってしまうこともあります。これは、時間とともに吸収されて改善するので、この吸収過程をお見せします。
術後1週間の状態(写真5, 6)と術後2週間の状態ですが(写真7, 8)、皮下出血が徐々に吸収されているのが、お分かりいただけると思います。
ここで、術後の皮下出血をお見せしたいと思いますが、手術中の出血が、このように皮膚の下に溜まり、“青たん”になってしまうこともあります。これは、時間とともに吸収されて改善するので、この吸収過程をお見せします。
術後1週間の状態(写真5, 6)と術後2週間の状態ですが(写真7, 8)、皮下出血が徐々に吸収されているのが、お分かりいただけると思います。
お臍の手術は、前にも書きましたが、術前デザインよりも術中デザインと術者の慣れ(経験)が大事です。また、担当される医師との信頼関係も非常に大事だと思いますので、術前診察を大事にしていただきたいと思います。