美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第399話

【小鼻縮小(鼻翼形成術)】どれだけ小さくする?

はじめに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

小鼻縮小術を希望される方の中には、“最大限小鼻を小さくしたい”という御希望をされる方がいらっしゃいます。

私は、ご本人の元の小鼻の大きさによって、小さく出来る限界があると思いますし、バランスが崩れてしまうような形状に手術することは、『プロとして許せない』ので、場合によってはお断りしてしまうこともあります。

今までも色々なところで書いていますが、私の手術は、よく言えば『自然な変化』、悪く言えば『代り映えしない』ものになってしまいますので、手術を受ける前に、こうした担当医の感性というものをご理解いただく必要があるかと思います。

抽象的にご説明するよりも、実例を提示して、それを見て考えて頂くことの方が現実的ですので、この方の術前と術後1か月の状態をお見せしたいと思います。

まず、正面から見た変化です(写真1, 2)。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後1カ月(写真2)

私としては、結構変わったように感じているのですが、いかがでしょうか?


術前(写真3)術後1カ月(写真4)
術前(写真3)術後1カ月(写真4)

下から見て頂くと、小鼻の横幅も小さくなっているのがお分かりいただけると思います(写真3, 4)。

診察で、『他院では、小鼻だけの手術では、鼻のバランスが悪くなるから、鼻尖の手術も併用した方が良い』と勧められたというお話も患者さんからよく聞きます。

これは、担当の主観や、患者さんの主観による部分ですので、コメントは、出来ないのですが、個人的には、『患者さんからオーダーを受けていない手術は、なるべくやらない』『一つの手術でバランスが悪くならないように考える』という事を大事にしています。

つまり、『最小限の手術で満足していただく』というのが、私の美容外科医としてのスタンスです。

術前(写真5)術後1カ月(写真6)
術前(写真5)術後1カ月(写真6)

次に、斜めから見た状態をお見せします。よく見ると、小鼻の位置が若干上がったことに気付かれるはずです(写真5, 6)。

手術デザインに関しては、私のブログにて、後にご紹介したいと思いますので、術後の腫れについてご紹介したいと思います。

抜糸時(写真7.8.9)
抜糸時(写真7.8.9)

術後5日目、抜糸時の状態(写真7, 8, 9)です。

腫れ自体は大きく出ないのが一般的ですが、このように傷が赤くなりますので、抜糸後は、お化粧で隠して頂く必要があります。

いつも同じようなことを書きますが、『担当する医師によって手術は、別物になってしまう』ので、手術を受けるまえにその担当医が、どのような感覚で手術をしているのかをきちんと確認することが非常に大事だと思います。

※出血シーンがございますので、閲覧にはお気を付けください。

施術名:小鼻縮小(鼻翼縮小)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある

価格:通常料金¥297,000モニター料金¥237,600(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
https://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。