美容外科話

COLUMN

小鼻縮小

小鼻縮小(鼻翼形成術)の症例まとめ!小鼻を小さくして鼻をすっきりと見せる

施術名:小鼻縮小術

小鼻を小さくして鼻の存在感を減らしたいというご希望の方にお会いすることは、珍しくありません。

鼻の存在感を減らすという目的では、鼻先を細くするのも一つの方法ですが、小鼻自体が大きい場合には、小鼻縮小の適応があると思われます。

小鼻縮小には、大きく分けて3つの手術があると思います。

1.小鼻の外側には、全く傷をつけないX-plasty
2.小鼻の基部の移動を目的とした内側切除
3.小鼻のボリューム自体を少なくする外側切除

これらの術式は、患者さんの状態によって使い分けますが、ご本人の社会生活も大事な要素になると思いますので、術前に担当医とよく話し合うことが非常に大事です。

今回は、外側小鼻縮小術を受けられた方をご紹介しようと思います。ご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

術前/術後(正面)
術前/術後(正面)
術前/術後(斜め)
術前/術後(斜め)

まず、術前と術後1ヶ月の状態を比較していただきたいと思います。鼻の存在感が減り、何となくすっきりとした感じに変わったのがお分かりいただけると思います。

この方のご要望は、“人に指摘されないくらいの自然な変化で、小鼻をすっきりさせて欲しい”ということでした。

小鼻の丸みの方向を変えるだけでも効果がある場合は、内側切除の適応があるので、そちらを選択しますが、この方は、小鼻のボリューム自体を減らした方が効果的と思われ、外側切除を選択しました。


デザイン
デザイン

この手術のご説明をすると、外側ってどの程度外側まで切るのですか?というご質問をよく受けます。

私の切除部分のデザインをお見せしますが、このデザインは先生によって違いますので、どのように切除するのかは術前に確認した方が良いと思います。

また、この方は小鼻の大きさが左右で違いますので、この左右差を考慮したデザインをしてあります。 デザイン能力も手術に欠かせない要素だと思います。

切除した組織
切除した組織

さらに、手術の際は、中の組織の切除法(メスの方向や組織切除量)や縫合糸の方向にも気を遣います。

切除した組織をお見せしますが 左右で切除量が異なる事がお分かり頂けると思います。

抜糸直後の様子
抜糸直後の様子

術前診察では、術後の腫れや傷の状態も気にされる方が多いので、抜糸直後の様子をお見せします。

赤みはあるのですが、翌日よりお化粧が出来るので、何とか『ごまかせる範囲』なのではないでしょうか?

このような経過が『私の手術の経過』ですが、担当される医師によって術式も大きく異なるのがこの手術の特徴です。

術前に担当される先生の『術式』を確認することも非常に大事だと思いますので、術前診察は大事にしていただきたいと思います。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

鼻がどれだけ小さくなって雰囲気がどう変わるか?

“笑った時に鼻が気になる”“鼻の存在感が気になる”ということで、小鼻を小さくしたいと希望される方は少なくありません。

一口に小鼻縮小と言っても、その切除デザイン、切除の仕方、中縫いの処理の仕方等担当医によっては別物と言っても良いほど違います。

今回は、私が行っている小鼻縮小の変化、デザイン、経過等についてご紹介したいと思います。このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

まず、術前と術後2か月の正面の状態を比較していただきたいと思います。

どこが変わったか、お分かりいただけますか?『小鼻が何となく小さくなり、鼻筋が通ったように見える』のではないでしょうか?

BEFORE
術前の状態です。
AFTER
術後2ヶ月の状態です。

角度を変えてご覧頂きますと、斜めの角度では、若干の変化だと思いますが、横顔で比較すると、小鼻の位置が変わっているのがお分かりいただけると思います。


術前のデザインです。
術前のデザインです。

手術は、小鼻本来の丸みを損なわないようにデザインします。

小鼻を単純に直線的に切り取って縫い合わせると小鼻の丸みがなく平らな『取って付けたような鼻』になってしまいます。

いつも書いていますが、“担当医のデザイン能力”は、非常に大事ですので、ご自分に合ったデザインをされる先生を探されることをお勧めします。

術後5日目抜糸時
術後5日目抜糸時

最後に術後の腫れ方についてご説明したいと思います。

術後5日目抜糸時の状態です。

この手術は通常あまり腫れませんが、傷の赤みが出ますので、お化粧でしばらく隠して頂く必要があると思います。

施術名:小鼻縮小術

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
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小鼻縮小(鼻翼形成術)どれだけ小さくする?

小鼻縮小術を希望される方の中には、“最大限小鼻を小さくしたい”という御希望をされる方がいらっしゃいます。

私は、ご本人の元の小鼻の大きさによって、小さく出来る限界があると思いますし、バランスが崩れてしまうような形状に手術することは、『プロとして許せない』ので、場合によってはお断りしてしまうこともあります。

今までも色々なところで書いていますが、私の手術は、よく言えば『自然な変化』、悪く言えば『代り映えしない』ものになってしまいますので、手術を受ける前に、こうした担当医の感性というものをご理解いただく必要があるかと思います。

抽象的にご説明するよりも、実例を提示して、それを見て考えて頂くことの方が現実的ですので、この方の術前と術後1か月の状態をお見せしたいと思います。このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

まず、正面から見た変化です(写真1, 2)。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後1カ月(写真2)

私としては、結構変わったように感じているのですが、いかがでしょうか?


術前(写真3)術後1カ月(写真4)
術前(写真3)術後1カ月(写真4)

下から見て頂くと、小鼻の横幅も小さくなっているのがお分かりいただけると思います(写真3, 4)。

診察で、『他院では、小鼻だけの手術では、鼻のバランスが悪くなるから、鼻尖の手術も併用した方が良い』と勧められたというお話も患者さんからよく聞きます。

これは、担当の主観や、患者さんの主観による部分ですので、コメントは、出来ないのですが、個人的には、『患者さんからオーダーを受けていない手術は、なるべくやらない』『一つの手術でバランスが悪くならないように考える』という事を大事にしています。

つまり、『最小限の手術で満足していただく』というのが、私の美容外科医としてのスタンスです。

術前(写真5)術後1カ月(写真6)
術前(写真5)術後1カ月(写真6)

次に、斜めから見た状態をお見せします。よく見ると、小鼻の位置が若干上がったことに気付かれるはずです(写真5, 6)。

手術デザインに関しては、私のブログにて、後にご紹介したいと思いますので、術後の腫れについてご紹介したいと思います。

抜糸時(写真7.8.9)
抜糸時(写真7.8.9)

術後5日目、抜糸時の状態(写真7, 8, 9)です。

腫れ自体は大きく出ないのが一般的ですが、このように傷が赤くなりますので、抜糸後は、お化粧で隠して頂く必要があります。

いつも同じようなことを書きますが、『担当する医師によって手術は、別物になってしまう』ので、手術を受けるまえにその担当医が、どのような感覚で手術をしているのかをきちんと確認することが非常に大事だと思います。

※出血シーンがございますので、閲覧にはお気を付けください。

施術名:小鼻縮小(鼻翼縮小)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある

価格:通常料金¥297,000モニター料金¥237,600(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
https://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。