美容外科話

COLUMN

目尻切開
第342話

【目尻切開の経過】やりすぎると不自然?どのくらい変わる?術後の画像写真で解説

まず、このお話に御協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

今回ご紹介するのは『目尻切開術』です。

目尻切開術は、何回かご紹介していますが、この手術は、『やりすぎると不自然な形になる』リスクがあると思います。
それがゆえに控えめな手術を行っているのですが、効果も『控えめ』な仕上がりなのかなと自分では思っています。

しかしながら、患者さんの『満足度』は、高い術式ですので、私の患者さんの写真を見て、違和感がないようでしたら、ご来院していただければ幸いです。

では、早速モニターの方の経過を御覧に入れたいと思います。初めに、術前、術後3か月の正面視の状態を比較していただきたいと思います(写真1, 2)。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後(写真2)

目尻側の白目の大きさが、変わったのがお分かりいただけますでしょうか?


術前上方視・術前(写真3)斜め角度・術前(写真5) 術前上方視・術後(写真4)斜め角度・術後(写真6)
術前上方視・術前(写真3)斜め角度・術前(写真5)
術前上方視・術後(写真4)斜め角度・術後(写真6)

上方視をした状態で比較していただくと、もう少し分かりのかもしれません(写真3, 4)。

さらに、斜めの角度から見て頂くと、目尻が長くなったのがお分かりいただけると思います(写真5, 6)。

このように、目尻切開は、若干の変化ですが、大きく変化を出そうとすると、目尻の形状が三角形でなく、四角形のようになってしまうことがありますので、注意が必要です。

切開部分のデザイン(写真7)
切開部分のデザイン(写真7)

『こんなにちょっとの変化だから、さぞちょっとしか切らないのではないか』と思われる方も多いのではないかと思います。

実際の切開部分をデザイン(縦線は、切開線でなく、ここまで切るよという目印です)したものをお見せしますので、ご参考になれば幸いです(写真7)。

実際の手術方法に関して、色々な術式があると思いますので、その先生が担当された症例写真などを見て、担当医を決めることが非常に大事だと思います。

抜糸時(写真8・9)
抜糸時(写真8・9)

最後に、腫れについてご紹介します。術後5日目、抜糸時の状態ですので、ご参考になれば幸いです(写真8, 9)。

⇒目尻切開についてはこちらに手術例をまとめております

※関連動画はこちらです。出血シーンがございますので閲覧にご注意ください。

施術名:目尻切開

施術内容:目の外側(目尻側)を広げる

副作用(リスク):
一時的に白目部分が赤くなる可能性がある

施術料金: 治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
http://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
http://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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