美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第514話

小鼻縮小って、笑っても小鼻が小さくなる!?

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術は、デザインと曲面的に切って球体のような縫合を加えていくという事が大事という話は、何回も書いてきました。

手術デザインは、顔の大きさ、小鼻の大きさ、左右差、鼻尖とのバランス等によっても変わります。また、笑い顔を見させて頂き、これらをよく考えた上で、デザイン出来るのが『プロ』だと私は思います。

今回の方のような小鼻を見ると、『鼻尖手術も絶対に必要』とい考える医師が多いと思います。患者さんの要望が、小鼻を小さくしたいという事のみの場合、小鼻縮小術のみで患者さんを満足させられないと判断したら、手術をお断りするのもプロだと思います。

では、術前(写真1)、術後3か月(写真2)の正面の状態を比較して頂きたいと思います。小鼻の張りが抑えられて、横幅も小さくなった事がお分かり頂けると思います。

BEFORE
AFTER

また、笑った顔で比べていただいても、術前(写真3)、術後3か月(写真4)で、変化は分かりやすいと思います。

また、下から見た状態では術前(写真5)と術後3か月(写真6)では、小鼻の横幅と張りが変わったばかりか、鼻先が高くなったように見えると思います。

『自然な変化』というのが私の手術の特徴ですが、小鼻には、必ず左右差がありますので、デザインには常に苦労します(写真7, 8)。

術直後の片側が終了した状態をお見せしますので、どの程度の変化が出ているのかをご覧頂きたいと思います(写真9)。

小鼻縮小術の話をすると、他院では傷が汚くなるから、外側法は絶対にやらない方がよいと言われたという方にお会いすることも珍しくありませんが、傷の治り方は医者の腕によって大きく異なりますので、症例写真をよく検討して頂くことをお勧めします。

美容外科の手術は、担当医によって別物であることは、よく書いていますが、小鼻の手術は、特に担当医の感性や腕が大事です。

術前に担当医の症例写真(特に下から見た状態)から、『自分の感性』と合っているかを考えることを強くお勧めします。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:小鼻を小さくする・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。         

価格:通常料金¥385,000(税込) モニター料金¥308,000(税込)※2024.8.1現在※

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。