美容外科話

COLUMN

刺青切除・刺青除去レーザー
第257話

【お尻のタトゥー・刺青を切除】手術前と直後の傷跡写真

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に深く感謝いたします。

ブログ等でも刺青(タトゥー)切除は、御紹介していますが、今回は臀部(おしり)の刺青(タトゥー)切除をコラムでご紹介したいと思います。

まず、術前の状態と切除完了時の状態をご覧にいれたいと思います。

BEFORE
術前
AFTER
切除完了時

この方の術前の大きさが解かる画像もお見せします。

臀部(お尻)は、少し皮膚が伸びにくいので、どのように切除するか迷う場合もあります。


術前
術前

この方にお会いした時は、刺青自体の形状に沿ってくりぬいて切除することで、1回での切除も可能だと考えました。

他の記事にも書きましたが、くりぬく場合は傷の形が不規則になります。

その為、ご本人には、『1回で切除することも可能ですが、その場合は傷が不規則な形になります。2回に分けて切除する場合は、時間とお金がかかりますが、傷は直線的になります』というご説明を差し上げます。

ご相談の結果、患者さんご本人から『傷が直線的な方が良いので、2回に分けて下さい』というご希望を頂き、分割切除をすることとしました。

よく、患者さんから『私の場合は、何回の手術で取れますか?』というご質問を受けます。

刺青切除で患者さんにとって非常に重要な事は、『どれくらいの時間と金額がかかるのか』という事だと思いますが、この方のように『傷の形』が問題になることもあります。

1回目の手術が終わった段階
1回目の手術が終わった段階

担当医としては、患者さんのご希望が何なのかという事をきちんと考える必要があると思います。

また、分割切除の場合は、1回目の手術が終わった段階では、『中途半端な柄の刺青(タトゥー)』になってしまう時期もあります。

ですので、この点も認識していただきたいと思います。

ご参考までに、この方の1回目の手術後の状態をお見せ致します。

いつも同じような事を書いていますが、治療を受けられる前に、金銭的な問題や治療期間、また傷の経過等もきちんと御確認されることをお勧めいたします。

タトゥー・刺青除去の治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
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私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

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『美容外科話』著者

  • 1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。