美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第411話

【鼻尖形成と小鼻縮小を同時に手術】鼻の手術を2つ受けると変わりすぎて不自然になる?

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)+鼻尖形成術(だんご鼻解消術・鼻尖縮小術)

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

この方は、鼻の存在感を少なくしたいという御希望の方でした。

このようなご希望の方にお会いすることは、多いのですが、
『あまり大きく変えたくもないけど、変わらないのもちょっと』
『劇的な変化を望んでいるわけでもないので』
というリクエストを同時に頂くことも珍しくなくなってしまいました。

当院では、“自然な変化”を目標に手術をしていて、悪く言うと、『代り映えのしない手術』を行っているのかもしれません。

この微妙な変化というのが、私の感性ですので、医師は、私一人にし、雇うことは全く考えていません。

“ワンドクター”というのが良いのか悪いのかは別として、常に私の感性で手術をするようにしていますので、症例写真等が非常に参考になるのではないかと思っています。

今回ご紹介する方には、『鼻尖形成術(団子鼻手術)』『小鼻縮小術』を同時に行いました。術前、術後3か月の変化を御覧に入れたいと思います(写真1, 2)。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3カ月(写真2)

鼻筋が通って、小鼻が小さくなったので、『何となくすっきりした』という感じに仕上がっているのではないでしょうか?


術前(写真3)術後3カ月(写真4)
術前(写真3)術後3カ月(写真4)

下から見て頂くと、術前(写真3)と術後3か月(写真4)では、小鼻の横幅の変化、鼻尖の形状変化が分かり易いのではないでしょうか?

術前(写真5)術後3カ月(写真6)
術前(写真5)術後3カ月(写真6)

私の小鼻縮小術の術前後の状態を比較して、『多量に小鼻を切ったのですか?』という質問を受けることもありますので、この方の手術デザインをお見せしますので、イメージをして頂きたいと思います(写真5, 6)。

小鼻縮小術の仕上がりの自然さは、傷口に負担をかけないようなデザインを描くこと、小鼻を切る際にメスを3次元的に扱えること、小鼻の厚みの組織を切り過ぎないことが非常に重要で、単純に『何ミリ切る』というような問題ではないと思っています。

また、小鼻を固定する際の中縫いも非常に重要で、こうした細かい事の一つ一つが仕上がりに影響を及ぼします。

美容外科の手術は、大半が『切って縫うだけ』の単純な術式なのですが、単純なだけに難しいのではないかと思っています。

いつも同じことを書きますが、『同じ名前の手術であっても、担当医によって別物』ですので、『担当医によって結果は全く異なってしまう』ということを認識してから手術を受けられることを強くお勧めします。

鼻の複合手術の症例はこちら
https://dr-yamamoto.com/column_category/nose_composite/

鼻尖形成術の症例はこちら
https://dr-yamamoto.com/column_category/tip/

小鼻縮小術の症例はこちら
https://dr-yamamoto.com/column_category/nasal_wing_reduction/

※出血シーンがございますので、閲覧にはお気を付けください。

手術名:鼻尖形成術(だんご鼻手術)+ 小鼻縮小術(鼻翼縮小)

手術内容:鼻尖形成/団子鼻を治す
    :小鼻縮小/小鼻を小さくする、鼻の穴を小さくする

副作用(リスク)
:鼻尖形成/鼻先にテープ固定、皮下出血の可能性・
        :小鼻縮小/皮下出血の可能性、切除しすぎると不自然な小鼻になる可能性がある

施術料金:鼻尖形成術(だんご鼻解消)¥264,000(税込)モニター料金¥211,200(税込)
    :小鼻縮小(鼻翼縮小)¥297,000(税込)モニター料金¥237,600(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose

【小鼻と鼻尖の手術を同時に行う】1つの手術ではダメな理由

ご紹介するのは、鼻存在感を小さくしたいというご希望で来院された方です。

鼻尖形成術と小鼻縮小術でバランスよく仕上げる

基本的に『最小限の手術で』と考えるようにしていますので、1つの手術で十分に効果が出そうな場合や、2つの手術をやろうか否かで迷う場合は、1つの手術をお勧めするのですが、この方は、鼻尖の横幅が広く、小鼻も横に張り出しているために、2つの手術を同時に行った方がバランスよく仕上がると考えられましたので、『鼻尖形成術(団子鼻手術)+小鼻縮小術』を計画することにしました。

早速、どの程度の変化が出たかをご覧頂きたいと思います。

まず、正面の術前(写真1)、術後3か月(写真2)の状態です。

BEFORE
手術前(写真1)
AFTER
術後3カ月(写真2)

鼻先が細くなり、鼻の穴も目立ち難くなったと思います。


手術前(写真3)術後3カ月(写真4)
手術前(写真3)術後3カ月(写真4)

斜めから見て頂くと術前(写真3)と術後3か月(写真4)では、鼻尖の位置も変化し、『鼻先が若干下がった』のがお分かりいただけるはずです。

手術前(写真5)術後3カ月(写真6)
手術前(写真5)術後3カ月(写真6)

下から見て頂くと、鼻の穴のサイズも小さくなっていることが、はっきりと認識できるはずです(写真5, 6)。

術中処置(写真7.8)
術中処置(写真7.8)

よく、『他院では鼻尖の手術だけでは、効果が出ないと言われた』、『小鼻の手術だけやると絶対に変になると言われた』等のコメントを患者さんから頂きます。

これは、私と手術法が異なるためだと思います。

鼻尖形成術(団子鼻手術)では、鼻尖の脂肪を含めた軟部組織を切除(写真7の矢印で示した部分)した後に、鼻翼軟骨を曲げて(写真8の黄色で示したように曲げます)寄せるという、『曲げる』という方法を取り入れている部分が一般的な手術と異なり、これにより、『鼻尖を細く高く』することが若干出来ます。

小鼻縮小術では、デザイン、切る方向、縫い方等を工夫して、小鼻が不自然に小さくならないような配慮をした手術を行っています。

このため、『1つの手術だけでも効果が出る』ことが多い事、『1つの手術だけでも鼻の形状バランスを崩さない』ことを可能にしています。

美容外科の治療方針は、担当医によって様々なバリエーションが考えられ、まさに十人十色なのではないかと思います。

私は、『自然な変化を出す』ことを考え、ご本人には、手術方法をご提案させていただくようにしています。

どの治療方針が良いか否かは別として、患者さんご本人が、術後に満足して頂くことが最大の目標であると思っています。治療方針は、担当医によって全く違ってしまいますので、術前に様々な医師の診察を受けることも強くお勧めしています。

また、『その医者がどのような手術をして、どのような仕上がりになるのか』ということも非常に重要ですので、ご自分の担当医の症例写真を検討して、考えることを強くお勧めします。

当院では、私しか医者がいませんので、治療方針やスタッフ説明も統一されています。

さらに、『当院を強くお勧めする営業行為』も行っていません。

当院で手術を受けて頂くことが、常に最良だとは考えていませんので、診察の際に、他院でのお話等も気楽にされて構いません。

もし、私がお役に立てそうなことがありましたら、ご来院頂ければ幸いです。ブログでは小鼻を切るとどの程度変わるかについてご紹介しております。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12673354430.html

小鼻縮小についてはこちらに手術例をまとめております

鼻尖形成術(鼻尖縮小・だんご鼻解消術)についてはこちらに手術例をまとめております

※出血シーンが含まれておりますので、閲覧にはご注意ください。

手術内容鼻尖形成術/鼻尖(鼻先)の形状を細く整える
    :小鼻縮小術/小鼻を小さくする、鼻の穴を小さくする

副作用(リスク)
:鼻尖形成/鼻先にテープ固定、皮下出血の可能性・元に戻すことができない
        :小鼻縮小/皮下出血の可能性、切除しすぎると不自然な小鼻になる可能性がある・元に戻すことができない

施術料金:鼻尖形成術(だんご鼻解消術・鼻尖縮小術)¥308,000(税込)モニター料金¥246,400(税込)
    :小鼻縮小(鼻翼縮小)¥330,000(税込)モニター料金¥264,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose

【小鼻と鼻尖を同時に】鼻形成の複合手術でどれくらい雰囲気は変わるのか?

ご紹介するのは、鼻の複合手術(鼻尖形成術+小鼻縮小術)を受けられた方です。

私は、なるべく最小限の手術を好んでやるので、1つの手術でのご紹介が多いのですが、今回は2つの手術での変化をご紹介したいと思います。

この方は、鼻全体の雰囲気を変えたいが、大きな変化でなくても良いというご希望でした。

担当医としては、小鼻手術のみでも雰囲気は変わるが、鼻尖形成を行った方が全体的な雰囲気は変わると考え、複合手術を提案させていただきました。

早速、どの程度の変化が出たかをご覧頂きたいと思います。

まず、正面の術前(写真1)、術後3か月(写真2)の状態です。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3か月(写真2)

鼻が全体的に、何となくコンパクトになったような変化が出ていると思います。

これだけの変化しか出ないのかと思われた方もいらっしゃると思いますが、私は、こんな感じで、変わり映えのしない手術を得意としていますので、そのような変化がご希望の方を担当させていただきたいと思っています。

術前(写真3)と術後3か月(写真4)
術前(写真3)と術後3か月(写真4)

斜めから見て頂くと術前(写真3)と術後3か月(写真4)では、『何となくの変化』が、認識しやすいかもしれません。

デザイン(写真5)

この何となくの変化を出すためにも、少々工夫と努力が必要です。

特に小鼻を切る際は、気を付けないと、あっと驚くようなひどい出来になってしまいますので、デザインには気を遣っています。

この方の手術デザインをお見せします(写真5)。

写真6

また、鼻尖形成の際には、どの程度の幅でどの方向に、どの深さで糸をかけるかによって結果が変わりますので、この点にも十分に注意を払います(写真6)。

美容外科の治療方針は、担当医によって様々なバリエーションが考えられ、まさに十人十色なのではないかと思います。

私は、『自然な変化を出す』ことを考え、ご本人には、手術方法をご提案させて頂くようにしています。

どの治療方針が良いか否かは別として、患者さんご本人が、術後に満足して頂くことが最大の目標であると思っています。

しかしながら、時として『売上重視』の美容外科医がいることも現実です。

如何に勧めて、如何にお金に換えるのかを重点に考えてしまうと、治療方針自体も大きく変わってしまいます。

特にカウンセラーが手術方針を決めるというのは、私からすると考えられないことですので、術前には一度持ち帰って、よく検討することをお勧めします。

当院では、私しか医者がいませんので、治療方針やスタッフ説明も統一されています。

さらに、『治療をお勧めする営業行為』も行っていません。

私の手術を受けて頂くことが、常に最良だとは考えていませんので、診察の際に、他院で提示された治療方法等についてのお話も気楽にされて構いません。

術前(写真7)と術後3か月(写真8)

最後に、この方の下から見た状態の変化をお見せします。術前(写真7)と術後3か月(写真8)では、それなりに変わっていると思いませんか?

⇒小鼻縮小術に関してはこちらに手術例をまとめています

⇒鼻尖形成術(鼻尖縮小・だんご鼻解消術)についてはこちらに手術例をまとめております。

手術内容鼻尖形成術/鼻尖(鼻先)の形状を細く整える
    :小鼻縮小術/小鼻を小さくする・鼻の穴を小さくする

副作用(リスク)
:鼻尖形成/鼻先にテープ固定、皮下出血の可能性・元に戻すことができない
        :小鼻縮小/皮下出血の可能性、切除しすぎると不自然な小鼻になる可能性がある・元に戻すことができない

施術料金:鼻尖形成術(だんご鼻解消術・鼻尖縮小術)¥352,000(税込)モニター料金¥281,600(税込)
    :小鼻縮小(鼻翼縮小)¥385,000(税込)モニター料金¥308,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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