美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第453話

小鼻縮小手術だけだとバランスが崩れるのは本当か?を徹底解説します

手術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

『小鼻縮小手術だけやったら、絶対に変になる』という都市伝説みたいなコメントを頂くことが多いのですが、それは『手術の仕方とデザインによる』と私は考えています。

最近この点について書くことが多いので、実際の症例をご覧頂き、鼻のバランスが悪くなっているのか否かをご自分で判断して頂きたいと思います。

それでは、正面の術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較して頂きたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3か月(写真2)

鼻全体がコンパクトになったように見えるはずです。


術前(写真3)と術後3か月(写真4)
術前(写真3)と術後3か月(写真4)

斜めから見て頂くと、術前(写真3)と術後3か月(写真4)では、小鼻が何となくサイズダウンしたような変化をしているのではないでしょうか。

術前(写真5)と術後3か月(写真6)
術前(写真5)と術後3か月(写真6)

横からご覧いただくと、術前(写真5)の矢印で示した小鼻の位置が、術後3か月(写真6)では。若干高くなっていることもお分かり頂けると思います。

術前(写真7)と術後3か月(写真8)
術前(写真7)と術後3か月(写真8)

下から見て頂くと、術前(写真7)と術後3か月(写真8)で、小鼻の丸みが損なわれず、鼻の穴の形も崩れずに仕上がっているのがお分かりになると思います。

私は、『1つの手術で患者さんが、満足できるならば複数の手術は行わない』というポリシーですので、小鼻縮小術のみを患者さんが希望された場合は、『鼻の形のバランスを崩さないデザイン』で手術を行うようにしています。

このバランスを崩さないというのが、医者の『腕』だと思います。この手術を行う際に、ご本人の左右差には、気を遣います。

術後に左右差が強調されることがないようにデザインするとともに、小鼻を切除する際には立体的なメスの使い方をして、小鼻がつぶれたような形状にならないようにも細心の注意を払っています。

また、縫合する際にも、曲線的な感じに仕上がるように注意を払います。こうした、各工程での医師のこだわりが仕上がりに直結してしまいます。美容外科の手術は、担当医によって別物であることは、よく書いていますが、小鼻の手術は、失敗されると取り返しがつかないことも少なくありません。

術前に『担当医がどのような手術を行うのか』ということをリサーチして頂きたいと思います。

⇒小鼻縮小術についてはこちらに手術例をまとめております

術後の腫れについてはブログにてご紹介しております。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12698884303.html

小鼻縮小術のデザインについてはnoteにてご紹介しております。
https://note.com/yamamotoclinic/n/n227d2365e776

※出血シーンがございますので閲覧にはくれぐれもお気を付け下さい。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1~3ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。        

価格:通常料金¥330,000モニター料金¥264,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。