INCISION
目をもっと大きく、すっきりと 目頭切開法
手術時間 | 抜糸 | 腫れ | 麻酔 |
---|---|---|---|
1時間程度 (ひとりひとり丁寧に行います) | 5日~1週間 | 1週間程度 | 局所麻酔 |
手術内容 | 通常料金(税込) | モニター料金(税込) | |
---|---|---|---|
目頭切開(内田変法) | 両側 | ¥308,000 | ¥246,400 |
目頭切開 修正(蒙古ひだ形成は行っておりません) | 両側 | ¥407,000 | ¥345,950 |
アジア人に多く見られる特徴の一つとして挙げられるのが、「蒙古ひだ」と呼ばれる内眼角(目頭部分)に張っている皮下組織です。
目頭切開は蒙古ひだを切開するのが目的なので、蒙古ひだのない西洋的な顔をしている人には“必要の無い”術式で、決して全員に適応があるわけでは無いことを覚えておいて欲しいと思います。
この蒙古ひだが理由で、目が小さく見えたり、目と目の間が離れて見えたりします。
内眼角の蒙古ひだを切開し、余分な皮膚を取り除くことにより、目頭の形を整えすっきりと自然な目に仕上げることが可能です。
さらに、横幅が広がることで、目が大きくなったような印象も与えることができます。
目頭の蒙古襞の部分を切開し、切り開く事で、目元の印象がハッキリとします。
まず、麻酔ですが、局所麻酔ですので目頭に直接針を刺します。この瞬間が痛いようです。
蒙古襞に切れ目を入れて縫い合わせる訳ですが、皮膚をハサミで切り取り、切れ目を入れると皮膚が開きます。
この切り具合と中の組織の切除の仕方によって開き方を若干調整します。
最近、私の外来で、“内側の靭帯の処理はどうするのですか?”と非常に専門的なご質問を受けましたが、靭帯自体がどのようなものかを分かっていらっしゃらなかったので、この機会に皆さんにもお見せしようかと思います。
ピンセットでつまんでいる白い部分が靭帯です。
靭帯は目を内側に引っ張っているひもみたいなものですので、これを縫い縮めることにより目を中央に寄せることが出来るのですが、通常はこの処理よりも皮下の組織を調整することを私は好んでやっています。
ぎざぎざに縫い合わせたのが分かると思います。
ここの糸がついた状態を見ていただくと分かると思いますが、この術式はほとんど“腫れません”。しかし、抜糸まで(5日間から7日間)は糸が付いていて不自然なので、人に会うのは難しいと思います。
術後抜糸直後の写真を見ていただくと分かりますが、“なんとなくすっきりした”感じになります。
傷跡の赤い感じは2週間位持続しますが、たいていの場合、アイメイクでごまかせる程なので、抜糸翌日には社会復帰が可能なのではないかと思います。
以上が簡単な実際の説明ですが、分かっていただけたでしょうか?
初めに、術前、術後3か月の正面視の状態を比較していただきたいと思います。
何となくの変化にお気付きになりましたか?
この様に、若干の変化を出すという手術を、私は得意にしていますが、感性が合わない方からすると、『何が変わったのか分からない』『手術をやった意味があるの?』というコメントをいただいてしまいそうです。
ただ、『他の人から指摘されるほどではなく、自己満足の範囲で』という方には、向いているのではないでしょうか。
この手術は、やりすぎると『赤い部分が見えすぎて怖い顔になる』というリスクがあると思います。
それがゆえに、どのようにデザインして、どの程度切るのかというのが、非常に重要です。
私の手術の効果、経過、デザインをお見せしたいと思いますので、手術を検討されている方のご参考になれば幸いです。
この程度の効果の為に、どの程度切ったのかをお見せしたいと思います。
このように、目頭切開では、デザインが担当医によって大きく異なります。
また私が多用しているW法や、一般的に行われるZ法など方法も様々です。
この術式選択にも、担当医の考え方が大きく出ると思いますので、術前には、担当医の考え方や感性を確かめる必要性があるのではないでしょうか。
最後に、腫れと経過についてご紹介します。
術後5日目、抜糸時の状態では、腫れも少ないと思いますが、術後1か月経過した時点では、傷口が硬くなっている感じがお分かりいただけるのではないでしょうか。
このように、術後経過中に若干傷口が硬くなったりもしますので、術前には、こうしたことをお考えの上、手術を検討されることをお勧めします。
初めに、術前、術後3か月の正面視の状態を比較していただきたいと思います。
非常に微小な変化にお気付きになりましたでしょうか?
この様に、若干の変化を出すという手術を、私は得意にしていますが、感性が合わない方からすると、『何が変わったのか分からない』『手術をやった意味があるの?』と思われてしまうでしょう。
洋服に好みがあるように、手術の術後形状にも患者さんの好みがあると思います。
『他の人から指摘されないけれど、自分ではわかる程度に』という方には、私の手術が向いていると思います。
実際に、どのようなデザインをしたかをお見せしたいと思います(写真3)。
このように、目頭切開では、デザインが担当医によって大きく異なります。
また一般的に行われるZ法は、皮膚切除をしない代わりに、皮膚に回転が加わり、微妙な形状の調整が難しいために、私は、好んでW法を使っています。
このように、術式選択にも、担当医の考え方が大きく出ると思いますので、術前には、担当医の考え方や感性を確かめる必要性があります。
最後に、術後経過についてご紹介します。
術後5日目、抜糸時の状態では、傷口も目立つと思いますが、術後1か月経過した時点では、傷口も落ち着きだしていることが、お分かりいただけるのではないでしょうか。
術後経過には、個人差があり、若干傷口が硬くなったり、赤くなることもありますので、術前には、こうしたことをお考えの上、手術を検討されることをお勧めします。
術前、術後1か月の状態を比較していただきたいと思います。
目頭切開術は、シンプルな手術ですが、この手術は、担当医のデザインと術式によって結果が大きく異なると思います。
また、やりすぎると『怖い顔』『不自然』という状態になってしまうというリスクがあると思います。
私の手術は、よく言えば『自然な仕上がり』、悪く言うと『代わり映えしない』手術であると思います。
次に、どのようなデザインをしたかをお見せしたいと思います。
どのような方向にどのような形状で、どの程度の手術をするのかは、このデザインによって決まります。
担当医によって、このデザインの仕方は、非常にバリエーションがありますし、同じ名前の術式でもデザイン次第で別物になってしまうことも稀ではありません。
術直後に、どのような感じに糸が付いているのかもご紹介したいと思います。
さらに、術後経過についてご紹介します。
術後5日目、抜糸時の状態(写真7, 8)では、傷口の赤みもありますが、お化粧をしてしまえば、目立ちにくいのかもしれません。
この方は、比較的『腫れが少ない方』だと思います。
術後の腫れ方や経過には、ご本人の体質的な問題もありますが、『どれだけよく冷やしたか』ということも非常に大事なポイントになると思いますので、術後の自宅ケアについて十分な説明を聞かれることも忘れないで頂きたいと思います。
ひとりひとり丁寧に対応いたします
こだわり
自然なデザインを心がけており、
手術直前にも実際のデザインを
患者様に確認していただきます。
こだわり
極細の糸を使用し、縫合はゆるく密に。
傷に糸の圧迫感を残しません。
患者様のご希望を事前の綿密なカウンセリングで伺い、
ご希望の形状に合わせてデザインいたします。
局所麻酔を行います。
手術は、全く痛みを感じずに受けていただけます。
デザインした部分に沿って切開し、余分な皮膚や組織を切除いたします。その際、左右バランスを確認し調整いたします。
傷を丁寧に縫合して終了です。
デザインから手術終了まで約50分程度です。
術後の過ごし方はどうしたらいいの?
入院は必要ありません。
抜糸のため5日後にご来院ください。
手術翌日より可能ですが、
3日間は顔にシャワーの湯水がかからないよう注意してください。
洗顔・入浴は抜糸翌日から可能です。
目もと以外のメイクは手術当日から可能です。
アイメイクは、抜糸翌日から可能です。
手術後腫れている間は使用を避け、
1~2週間以降の使用をおすすめします。
あまり腫れない”手術ですので、術後すぐに効果が実感出来るのではないでしょうか?
また、抜糸(術後5日から7日)後翌日からお化粧も可能ですので、切る割にはダウンタイムの少ない手術だとも言えます。このようにある意味で“気楽な手術”なのですが、修正が最も難しい手術の一つですので、くれぐれもよく検討した上で手術を受けられるようにお勧めいたします。
目頭切開は、蒙古襞(もうこひだ)の張りを切開することでスッキリさせる手術です。
蒙古襞の張りが強いと、
というお悩みに繋がるようです。
目頭切開の術式自体にも、複数の物が存在します。
どの術式が良いか等は、術者の考え方によるところも多いと思いますが、私は傷を小さく、形が調整できるという観点からW変法を好んでいます。
患者さんから、『W法とW変法では、何が違うのですか?』というような質問を受けることがありますが、両者の違いは靭帯の処理にあると思います。
私が行っているW変法では、靭帯の縫縮処理をしませんので、縫い縮めた部分が、伸びて後戻りすることがありません。
また、形の微調整が術中に出来るという点でも優れていると思います。さらに靭帯縫縮をしないために、腫れが少ないことも特徴です。よく患者さんから何ミリ切るのですか?というご質問を受けるのですが、個人的には、その数字よりもご本人の顔に合うようなデザインをどのようにするのかということの方が、大事だと考えています。
顔のパーツの中で、一番強く人に印象を与えるのが目です。
また目は、その人の内面さえも映し出すと言われています。
目の形や幅を整え、くっきりとした目に。
そして目の開きを大きくしてぱっちりとした目にすることで、
目ヂカラを格段にアップし、より魅力的な目もとにすることができます。