美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第372話

鼻尖形成術(団子鼻手術)と小鼻縮小術で大きく変わる?

はじめに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

今回ご紹介するのは、『鼻尖形成術(団子鼻手術)と小鼻縮小術を同時に行った方』です。

2つの手術を同時に行うと、大きく変わってしまうのかとご心配される方にお会いすることも少なくないので、ご参考になれば幸いです。

この方は、『鼻の存在感を少し小さくさせたい』というのがご希望でした。

術前に拝見すると、鼻尖の形状のために鼻筋が太く見えること、小鼻の大きさが若干大きいことが印象に表れていると判断し、小鼻縮小術と鼻尖形成術(団子鼻手術)を計画しました。

鼻尖形成術(団子鼻手術)と小鼻縮小術については、何回も書いていますので、術式に関しては、細かく書きませんが、どの程度の小鼻を切り取ったのかというデザインは、お見せしたいと思います。

まず、正面の術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較していただきたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3ヵ月(写真2)

小鼻が小さくなり、鼻全体がすっきりとした感じを与えると思います。


術前・斜め(写真3)術後・斜め(写真4)
術前・斜め(写真3)術後・斜め(写真4)

斜め方向の顔を比較すると、鼻筋が通ったような感じになったのがお分かりいただけると思います(写真3, 写真4)。

デザイン(写真5.6)
デザイン(写真5.6)

では、小鼻縮小のデザインを御覧に入れたいと思います(写真5, 写真6)。

案外、たくさん切っていると思われるかもしれませんが、このデザインをどうするのかと小鼻の組織をどのように切るかによって仕上がりは大きく変わってしまします。

直線的なデザインと組織切除の際に直線的な切除をすると、小鼻の膨らみが無くなったような不自然な仕上がりになってしまいます。

抜糸時(写真7.8)
抜糸時(写真7.8)

次に、術後経過を御覧にいれたいと思います。

術後5日後、抜糸時の状態(写真7, 8)ですが、腫れが残っているために、鼻尖は大きく見えるかもしれません。

術後1ヵ月(写真9.10)
術後1ヵ月(写真9.10)

術後1か月経つ(写真9, 10)と、腫れも引いてきますので、完成形に近い状態になります。

当院では、『他の人に分からない程度に変えて欲しい』という御希望の方によくお会いします。

私が行っている手術は、よく言うと『自然な変化』、悪く言うと『代り映えのしない』手術だと思います。

美容手術は、担当医の感性によって、術後の仕上がりには大きな差異が生じてしまいますので、手術前には、担当医の手術した術前術後をよくご覧になって、担当医の感性を検討されることが何より大事だと思います。

施術名:鼻尖形成術(だんご鼻解消術)+小鼻縮小(鼻翼縮小)

施術内容:鼻尖形成術 鼻先を細くし、だんご鼻を解消する
    :小鼻縮小 鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):鼻尖形成 抜糸までテープ固定が必要・手術後の腫れ
        :小鼻縮小 抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある

施術料金:鼻尖形成術(だんご鼻解消術)¥259,200(税込み)モニター¥207,360(税込み)
     小鼻縮小¥291,600(税込み)モニター¥233,280(税込み)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
https://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。