美容外科話

COLUMN

へそ形成
第284話

でべそ手術(臍形成)の実際

はじめに、ご協力頂いたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。

お臍の手術を希望される方に季節柄お会いする事も多くなりました。
お臍は、形のバリエーションも多く、仕上がりにも差が出ます。
また、元の形によっても大きく影響を受けます。

以前にもお書きしましたように、術式自体は非常にシンプルで、臍の外に傷が出来ないという事が、この手術の最大のメリットです。

今回は、術後の形の経過と腫れ方についてご紹介したいと思います。

まず、術前と術後1ヶ月の状態をお見せいたします。
この方は、お臍の中身が厚ぼったく飛び出していることを気にされていました。

BEFORE
術前の状態です
AFTER
術後1ヶ月の状態です

お臍自体の深さがありますので、飛び出している部分の皮膚を薄くしてお臍の中身を整えるという手術で改善が見込めます。

しかし、この手術は、結果を細かくコントロールしにくいので、患者さんには、全体的にすっきりとしますよという程度の大雑把な説明を差し上げることにしています。


術後10日後の状態です
術後10日後の状態です

ここで、術後10日後の状態を見せしますが、腫れはあるものの、術前よりも形状が、“すっきりした”事がお分かりいただけると思います。

お臍の手術は、術者の経験値と技術が非常に大事です。

また、外科医として腹膜を開けるような手術を経験されている医師の方が、術中のトラブルに対応できる余裕がありますので、担当される医師の経歴も非常に大事だと思います。

いつもお書きしていますが、担当医選びは慎重にしていただきたいと思います。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
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ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。