美容外科話

COLUMN

鼻尖形成(軟骨縫縮・移植)
第228話

鼻筋を通して、すっきり美人に!

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。

最近、鼻はシリコンでなくご自分の組織で手術したいという方にお会いする機会が多くなりました。

今回は、異物を使わずに手術した方をご紹介したいと思います。

この方のご希望は、鼻先を細くしたい、小鼻を小さくしたい、鼻根部(鼻の目と目の間の部分)を高くしたいというものでした。

手術計画としては、
1.鼻尖軟骨縫縮(鼻先の軟骨を縛る)
2.鼻背軟骨移植(鼻根部に移植する)
3.小鼻縮小(内側を少しだけ切って形を整える)
でした。

ところが、よくお話をしてみると、小鼻の形状よりも鼻全体の印象を改善したいということでしたので、小鼻縮小はしなくても、鼻尖軟骨縫縮と鼻背軟骨移植をすることによって十分効果が狙えると考え、手術をすることにしました。

BEFORE
術前の写真
AFTER
後3か月の状態

術前の写真と術後3か月の状態をお見せしますが、
鼻筋が通り、鼻先もすっきりとした感じになったのではないでしょうか?

このような方にお会いした場合に、考えなければいけないのが、
『最小限の手術で、ご本人のご希望を叶えるように努力する』ということです。

特に手術の内容によっては、金銭的な負担も変わってしまいますので、総合的に考えるのも大事だと思います。

また、鼻根部の軟骨移植は、『どの範囲にどれくらいの厚さの軟骨を移植するのか』 ということは非常に重要で、このデザインに慣れとセンスが要求されます 。


デザイン
デザイン

この方の、軟骨移植範囲のデザインをお見せしますが、
横顔がいかに綺麗で自然になるかを十分に考えてあります。

術後5日目の腫れ
術後5日目の腫れ

また、このような手術をした場合の術後5日目の腫れをお見せしますが、腫れがあると、横顔の鼻のラインが綺麗に見えず、不安になることもありますが、担当医を信じていただくことが、何よりも大事だと思います。

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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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