美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第431話

【小鼻縮小術の手術デザインをご紹介】鼻翼全層切除(内側法+外側法)の手術例

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

『手術をして小鼻の丸みが無くなりませんか?』『コンセント鼻に変形しませんか?』というような質問をよく受けます。

これは、小鼻を直線的に切り取って単純に縫い合わせた時の弊害だと私は思っていますので、その様にならないように手術することに気を遣っています。

私が、このようにデザインデザインと言っているので、『デザインさえきちんとやれば、そうならない』と誤解している方もいらっしゃるようです。

デザインは非常に大事なのですが、その曲線的なデザインをデザインに沿って切るだけでは、『直線的に』仕上がってしまう事もあります。

デザイン後には、メスを3Dに使う事、縫合をする際に寄せる方向性、縫合する際の力加減に細心の注意を払う必要があります。

まず、術前後の正面の状態をお見せします。

BEFORE
手術前(写真1)
AFTER
術後3カ月(写真2)

術前(写真1)と術後3か月(写真2)では、小鼻全体のボリューム感が変わり、小鼻だけでなく鼻全体が『すっきりした』ように感じられるのではないでしょうか?


手術前(写真3)術後3カ月(写真4)
手術前(写真3)術後3カ月(写真4)

斜めから見て頂くと、小鼻位置も若干上がり、『鼻の雰囲気が変わった』ように感じられると思います。(写真3, 4)。

写真5
写真5

ここで、しつこく書いている『手術デザイン』をご紹介したいと思います。

小鼻を内側だけ、あるいは外側だけ切ると、小鼻の全体的な形状コントロールが難しいため、私は好んで鼻翼全層切除(内側法+外側法)を選択しています。

もちろん、全例同じという訳ではありません。デザイン線が丸みをおびた形状に引かれていることがお分かりになりますでしょうか?(写真5)。

切除幅(写真6)
切除幅(写真6)

また、『小鼻縮小の切除幅は何ミリですか?』という質問も良く受けますので、スケールを当てた状態をお見せしますが、重要なのは、『何ミリ切った』という事ではなく『どのように切って、どのように縫ったのか』という事だと考えています(写真6)。

さらに、『出来るだけ小さくして欲しい』というご希望の方にお会いすることも珍しくありません。

先ほど述べたように、同じミリ数でも縫い方によって形が変わってしまいますので、担当される先生が『どのように手術するのか』をデザインも含めて、よく検証されることをお勧めします。

当院の小鼻縮小の手術例はこちらにまとめております
https://dr-yamamoto.com/column_category/nasal_wing_reduction/

ブログでは小鼻の傷についてご紹介しております。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12642446391.html

noteでは小鼻の縫合についてご紹介しております。
https://note.com/yamamotoclinic/n/nf8d07759750e

※出血シーンが含まれておりますので、閲覧にはお気をつけください。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1~3ヵ月程度は傷の赤みがある

価格:通常料金¥297,000モニター料金¥237,600(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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