美容外科話

COLUMN

目の他院修正手術
第383話

他院眼瞼下垂手術後の形状を整える!

まず、御協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

今回ご紹介するのは、眼瞼下垂手術の修正手術です。

この方は、他院にて眼瞼下垂手術を受けられ、左右差、目頭側の二重の幅、形状が気になるということで、当院にいらっしゃいました。

眼瞼下垂手術の修正手術のビフォーアフター

術前(写真1)と術後6か月(写真2)の状態を比較して頂きたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後6ヵ月(写真2)

左右差が軽減し、二重の形状改善したのがお分かり頂けると思います。


デザイン(写真3)
デザイン(写真3)

この方の場合、目頭の形状も気になるという事でしたので、目頭切開手術も同時に行うことにしました。

また、二重の幅、形状に左右差がありますので、皮膚切除の際は、左右で切除幅、切除する形状を変えてデザインします。

いつも書きますが、このデザインをする力を私は『デザイン力』と呼んでいて、美容外科医として、非常に重要な能力です(写真3)。

術中の様子

処置前(写真4) 処置後(写真5)
処置前(写真4) 処置後(写真5)

術中の所見です。

黄色い矢印で示した部分に赤く見えるのは、ミュラー筋で、本来は、ここに挙筋腱膜があるべきです。

この位置関係が、目を開けた時の二重の幅と形状に大きな影響を与えます(写真4)。

この部分の組織の位置関係を修復した状態をお見せします(写真5)。

見比べて頂くと、変わったことがお分かりいただけると思います。

この組織を癒着した状態から、丁寧に剥がし、愛護的に組織を扱いながら移動させるという工程が医者の腕の見せ所です。

また、組織の位置調整も非常に大事で、手術中に患者さんにも何回も座ったり、寝たりして頂きながら行います。

『修正手術の術後経過に時間がかかる』ということは、毎回書いていますが、この方の術後の腫れと、術後1か月の状態(左右差もひどくなりました)を、ブログにてお見せしますので、私のブログも是非ご覧いただきたいと思います。

https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12498766139.html

⇒目の他院修正手術についてはこちらに手術例をまとめております

修正手術は、初回手術とは全く異なる経過をとり、一時的に悪化したように見えます(しつこいのですが、ブログを見て下さいね)し、左右差が術前よりも強調されてしまうことも珍しくありません。

修正手術を受けられる方は、こうした事も覚悟して、術後は担当医と一緒に頑張って頂きたいと思います。

手術名:眼瞼下垂修正(他院修正)
   目頭切開修正

施術内容:眼瞼下垂修正にて、目の左右差・形状を修正する
     目頭切開修正を行い、もう少し広げる目頭を広げる。

副作用(リスク):術後の腫れ、赤み、一時的に悪化したように見えることがある。

手術料金:眼瞼下垂修正(通常料金¥648,000、モニター料金¥518,400)
目頭切開修正(通常料金¥324,000、モニター料金¥259,200)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
http://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
http://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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