美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第455話

【小鼻縮小術】小鼻が大きくなったように見える理由

手術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

『小鼻縮小手術を受けたのに、小鼻が大きくなった気がする』というコメントを頂くことがあります。

『小鼻の一部分を切除して、縫い合わせるので、大きくなることは無いと思いますよ』と私はコメントしています。

では、なぜこのようなことを言われることがあるのでしょうか?実際の方を御覧に入れながらご説明したいと思います。

正面の術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較して頂きたいと思います。

BEFORE
AFTER

小鼻の広がりがおさえられ、すっきりとした感じに仕上がっていると思います。


下から見て頂くと、術前(写真3)と術後3か月(写真4)で、小鼻の丸みが損なわれず、鼻の穴の形も崩れずに仕上がっているのがお分かりになると思います。

斜めから見て頂くと、術前(写真5)と術後3か月(写真6)では、小鼻が何となくサイズダウンしたような変化をしているのではないでしょうか。

先ほどの話に戻りますが、なぜ『小鼻が大きくなった』と患者さんには感じられるのでしょうか?これは、術後の腫れに起因していることがほとんどだと思います。

術後の腫れ方には個人差があり、左右均等に腫れると、『小鼻が大きくなった』と感じられると思いますし、片側だけ極端に腫れると『失敗された』と思われてしまいます。

小鼻縮小術(鼻翼縮小術)の術後の腫れについて

他の話でも同じような事を書いているのですが、術後には腫れますので、この点を頭に入れ、手術を受けて頂きたいと思います。

この方の術後5日目、抜糸時の状態(写真7, 8)もお見せします。小鼻が腫れの為に大きくなって見えると思います。

美容外科の手術は、担当医によって別物であることは、よく書いていますが、小鼻の手術は、特に医者のデザインや、縫合の方法に差が出る手術です。

⇒小鼻縮小術についてはこちらに手術例をまとめております

術前に『担当医がどのような手術を行うのか』ということをリサーチして頂くと同時に、術後の腫れや経過も認識して手術を受けて頂きたいと思います。


小鼻のデザインについてはnoteにてご紹介しております。
https://note.com/yamamotoclinic/n/nd8b0c881c230

小鼻縮小術後の傷についてはブログにてご紹介しております。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12706716698.html

※出血シーンがございますので閲覧にはくれぐれもお気を付け下さい。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。
             

価格:通常料金¥352,000モニター料金¥281,600(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

今回は、小鼻縮小術を受けられた後に患者様から頂いたコメントに対して症例を御覧に入れながらご説明したいと思います。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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