美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第484話

小鼻縮小、そんなに切って大丈夫??

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術の際には、デザインが重要であることは、何回も書いてきました。

また、それと同じくらい、曲面的に切って、球体のような縫合を加えていくという事も大事というお話も何回か書きました。

最近は、情報が簡単に得られるようになり、それと同時に誤った考えを信じている方にお会いする事も稀ではありません。

『小鼻は、3㎜以上切るとつぶれてしまう』というのも、その誤った情報の1つです。

同じサイズ感で切除しても、小鼻がつぶれたように丸みが無くなってしまうというのは、担当医の技術であると私は考えています。 早速、実例の中でご紹介したいと思います。

術前(写真1)、術後3か月(写真2)の正面の状態を比較して頂きたいと思います。

BEFORE
AFTER

小鼻の張りが抑えられても小鼻の自然な丸みは損なわれず、つぶれた小鼻になっていないという事がお分かり頂けると思います。

下から見た状態の術前(写真3)、術後3か月(写真4)をご覧に入れたいと思います。

小鼻の広がりが少なくなり、すっきりとした感じに仕上がっていると思います。

では、この方をどの程度切除したのかというと、4mm以上の切除幅になっていることがお分かり頂けるはずです(写真5)。

また、斜めから見て頂くと、術前(写真6)と術後3か月(写真7)では、小鼻の位置も上がり、小鼻の丸みの感じが抑えられたことがお分かりになるはずです。

このように、『小鼻の丸みを損なわないように』丸く仕上げるには、縫合方法も非常に大事で、切除幅だけが問題になる訳ではありません。

小鼻を切除する際も、縫合する際にも何回も確認しながら、立体的なイメージを持ちながら仕上げていきます。

いずれにしても、各工程で『丁寧さとこだわり』が非常に大事ですので、時間に余裕のある状態で、手術をする必要があると思います。

当院では、大量生産しない手術体制で行っているのは、このためです。

美容外科の手術は、担当医によって別物であることは、よく書いていますが、小鼻の手術は、特に担当医の感性と腕がでます。また、失敗すると非常に修正が難しい手術だと思います。術前に『切って縫うだけですから、絶対に失敗しませんよ』と言う医者の腕は、症例写真を検索して、検討することが何よりも大事です。

関連動画はこちらです。※出血シーンがございますので閲覧にはお気を付けください。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。

価格:通常料金¥385,000 モニター料金¥308,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
https://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。