現役医師による美容外科コラム

Case

目の形成/二重切開法刺青(タトゥー)除去/タトゥー除去・レーザー

  • 第280話 2017/06/17
  • 刺青切除・刺青除去レーザー

【Wレーザー一回でタトゥー(刺青)は消える?】ビフォーアフター写真で比較

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
今回ご紹介するのは、Wレーザー治療を受けられた方です。


この治療は、世界でも私が知る限りでは、他にやっている施設が有りませんので、『当院オリジナル』の治療法だと思います。

2種類のレーザーを同時に照射するのですが、条件設定が非常に難しく、なかなか実現できないのが他の施設では行っていない理由のようです。


この治療の最大のメリットは、『1回の治療で、タトゥー(刺青)を除去出来る』ということにあります。
ピコレーザー等最新の機種が出ていますが、1回の治療効果は、なかなか安定していないというのが現状です。
では、この治療は、そんなに優れているのでしょうか?

術前と術後1年の状態をお見せします。
Before Before

術前の状態です。

After After

術後1年の状態です。

いかがでしょうか?『すごい!』『画期的』と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この写真だけをお見せすると、素晴らしい治療法だと思われてしまいますが、この治療には欠点があります。

1.インクの色や濃さによって効果が非常に違うこと

2.効果が出ない(同じような色であっても)時は、時間とお金の無駄使いになってしまうこと

3.治療経過に時間がかかること

4.消しゴムで消したようには、消えないこと

等です。

当初、この治療を発見した時は、レーザーの条件設定の為に、病理検査(顕微鏡で組織を見る)を行い、どのようにレーザー光が届き、どのように反応するのかを検証しました。

ところが、理屈通りに行かないのが、人の体で、様々な結果になってしまいます。

しかし、タトゥー(刺青)のサイズが大きく、黒、紺、赤のインクで彫られたものには、効果が出やすく、試してみる価値がある治療法であるとも思います。

After
では、この方の経過をご覧いただきたいと思います。術後1か月の状態です。

全体的に色素沈着(茶色くなっている)があります。

また、柄も残っています。
After
次に術後8か月の状態をお見せします。

この時期に来ても、まだ柄が残っています。

特に矢印で示した部分は、『本当に消えるの?』と思われると思います。

この治療の特徴は、『レーザーで少々皮膚を傷めつけて、治癒力を引き出すことにより、インクを体に処理してもらう』とい事です。

そのために、体の回復に沿って、少しずつインクが消えていくという経過をとります。

短気な方には、なかなかお勧めしにくい治療法ですね。
このように、タトゥー(刺青)除去の治療にも、各医療機関によって様々な工夫とバリエーションがあると思います。

また、同じ医療機関でも、担当医によって治療が違うこともあります。

治療を受ける前に、担当する先生がどのような治療をするのかを十分に確認された上で治療を受けられることをお勧めします。

タトゥー・刺青除去の治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

http://www.dr-yamamoto.com/cost/?ca=5


ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。

http://www.dr-yamamoto.com/contact/


私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

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