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手術後の鼻の高さや歪みが気になる方に
手術時間 | 抜糸 | 腫れ | 麻酔 | 痛み |
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手術内容による | 通常1週間 | 手術内容によって異なる | 局所麻酔、静脈麻酔の 併用も可能です。 | ほとんどありません |
手術内容 | 通常料金 (税込) | モニター料金 (税込) | |
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隆鼻術 修正 | 挿入物入替(当院) | ¥363,000 | ¥308,550 |
挿入物入替(他院) | ¥440,000 | ¥374,000 | |
挿入物抜去(当院) | ¥110,000 | – | |
挿入物抜去(他院) | ¥220,000 | ¥187,000 | |
隆鼻術(過去に手術歴がある場合) | ¥385,000 | ¥327,250 | |
自家組織移植後の修正 | ¥451,000 | ¥383,350 | |
肋軟骨移植の追加 | +¥550,000 | – | |
耳介軟骨移植の追加 | +¥385,000 | – | |
鼻尖形成術 修正 | 形状修正 | ¥396,000 | ¥336,600 |
移植物修正(位置修正・摘出等) | ¥440,000 | ¥374,000 | |
切らない鼻尖縮小後 | ¥418,000 | ¥355,300 | |
小鼻縮小 修正(両側) | 傷・形状の修正 | ¥528,000 | ¥448,800 |
他院人中短縮術後 | ¥528,000 | ¥448,800 | |
切らない小鼻縮小後 | ¥440,000 | ¥374,000 | |
鼻中隔延長 修正 | 形状の修正(鼻尖形成修正術含む) | ¥995,500 | ¥846,200 |
耳介軟骨移植の追加 | +¥385,000 | – | |
人中短縮術 修正(リップリフト修正・上口唇短縮術修正) | 傷・形の修正 | ¥528,000 | ¥448,800 |
小鼻縮小術後 | ¥418,000 | ¥355,300 | |
わし鼻形成 修正 | ¥396,000 | ¥336,600 | |
鼻孔縁形成 修正 | 形状の修正のみ | ¥550,000 | ¥467,500 |
耳介軟骨移植の追加のみ | ¥605,000 | ¥514,250 | |
鼻柱軟骨移植術 修正 | ¥428,000 | ¥363,800 | |
鼻柱挙上 修正 | ¥382,800 | ¥325,380 | |
移植物除去 | 手術中に行う場合 | +¥88,000 | – |
摘出単独の場合 | ¥330,000 | – | |
鼻腔底短縮術(鼻腔底縮小術) 修正 | 両側 | ¥385,000 | ¥327,250 |
上記以外の手術 | 手術内容による | ||
オープン法で行う場合 | +¥110,000 | – |
鼻の修正手術の中で最も多いのが、鼻中隔延長による下を向きすぎてしまった鼻先、高すぎた鼻の修正手術です。
オープン法にて鼻先の軟骨の位置関係、形状を見ながら修正を行っていきます。
また、鼻が上を向いてしまっている場合や鼻先の左右差がある場合は、鼻翼軟骨の縫縮に問題があることが多いため、鼻翼軟骨を再度剥離し、軟骨の形状を変えた上でバランスを調整し、再度縫縮して修正します。 どのような場合でも、ぜひ一度ご相談下さい。
他院にて鼻中隔延長+鼻尖形成を受けられた後に鼻が不自然になってしまった状態の修正も行います。
他院での手術内容をお聞きすると、手術内容は、細かく認識されていませんでした。このように手術内容を覚えていらっしゃらない方は、前医で勧められるままに手術を受けられていることが、ほとんどです。
当院は、修正手術をほぼ毎日のように行っていますが、お悩みの程度や種類も様々で、手術中に患者さんから聞いていた手術と異なり、苦労してしまうということも少なくありません。
こういう意味でも、手術前には、担当医から術式の詳細をお聞きしておくことをお勧めします。
海外(韓国)で行った鼻中隔延長術+鼻尖形成術後に「やりすぎてしまった鼻」の修正手術も行います。
最近は、韓国で手術を受けられる方も増え、帰国後にこのような相談で来院される方も増えています。ご本人としては、『鼻整形をやり過ぎちゃった』という事がお悩みでした。
よく、『今回はどこから軟骨を取るのですか?』という質問を患者さんから受けますが、私は、『通常は移植してある軟骨を使用しますので、軟骨は取りませんよ』とお答えすると、『他院では、肋骨か耳の軟骨を取ると言われた』と驚かれます。
基本的に、『最小限の手術で対応する』というのをモットーにしていますので、他院とはこのような差異が出ます。確かに新しく用意した軟骨の方が、『扱いが楽』ですし、移植されていた軟骨を再移植できるレベルで丁寧に摘出する事は非常に高度な技術が要求されます。
しかしながら、患者さんのことを考えれば、新たに軟骨を摘出しない方が良いと思います。
このような工程を経て、修正手術を行っていきます。話を聞いただけでも、修正手術が、非常に難しく、手間がかかることがお分かり頂けると思います。
状況としては、他院にて鼻中隔延長術という鼻先の手術を受けられた後に鼻が変形して、外に出られなくなってしまった状態です。
術前の状態です。鼻尖(鼻先)の軟骨移植や移動術が適切でなかったために、鼻先の軟骨が変形した状態で、コンクリートで固められたように一塊になった結果です。 修正するには、これらを少しずつ元に戻すように分けなければなりません。 その後、形を再度作るために軟骨を移動するという非常に高度な手術技術が要求されます。
術後3か月の状態です。鼻先の形状が自然な感じに修復されているのがお分かりいただけると思います。 この方の手術での一番の問題は、担当医に技能的な能力が欠けているか『デザイン力』と私が読んでいるセンスがないかによる部分が大きく関係していると疑わざるを得ないということです。
『シリコン(プロテーゼ)が短すぎたために?なんとなくすっきりしない方』をご紹介したいと思います。
横から見ると、『鼻先の形と高さが少し変わった』のも、お分かりいただけるはずです。
実際に他院で挿入されていたシリコン(プロテーゼ)(左下)と私が入れ替えたシリコン(プロテーゼ)(右下)を比較していただきたいと思います。
挿入されていたシリコン(プロテーゼ)の端の部分で、境界が見えていたことがお分かりいただけるはずです。
しかし、鼻先までシリコン(プロテーゼ)を入れないという術式は、一般的に行われていますので、前医が悪かったのか否かは、議論すべきところではない気もしますが、このように短いシリコン(プロテーゼ)を挿入したことにより、このようなに形状が外から分かってしまうという可能性があるということは、患者さんにも知って頂きたいと思います。
さて、術後の腫れ方について御紹介したいと思います。前にも書きましたが、このような場合は、前医でのシリコン(プロテーゼ)が容易に抜けるかが腫れ方に大きく影響しますので、個人差がかなり出てしまいます。
この方の場合が、参考にはなると思われますので、術後5日目の抜糸時の状態をお見せします(写真10, 11)。
私の印象としては、再手術の方としては、腫れが少ない方だと思います。
いつも同じことを書いていますが、同じ名前の手術でも担当によっては、別物です。
担当医の感性によっては、『シリコン(プロテーゼ)の形状』も変化してしまいますので、担当医が、どのような考え方をして手術をしているのかを知ることは、非常に重要です。
最近は、韓国で手術を受けられる方も増え、帰国後にこのような相談で来院される方も増えています。鼻中隔延長術、鼻尖軟骨移植術(鼻尖形成術)を受けられ、ご本人としては、『鼻先が高すぎる』という事がお悩みでした。
鼻先(鼻尖)が細くなったのがお分かりいただけるでしょうか?
横から見ると、鼻先(鼻尖)の高さが変わった事がよく分かると思います(写真3, 4)。
また、斜めから見た感じをご覧いただくと、鼻の雰囲気が全体的に変わった事がお分かりいただけるのではないでしょうか(写真5, 6)。
修正手術ですが、鼻先(鼻尖)の形状と高さに問題がありますので、その減になっている内部組織の調整を行います。
手術中の調整前と調整後の様子を御覧に入れますが、鼻先(鼻尖)の横幅が変わった事(写真7, 8)と内部の組織の高さが変わった事(写真9, 10)が、お分かり頂きたいポイントです。
手術中に組織の状態に合わせて、臨機応変に対応する柔軟な能力も美容外科領域では、非常に大切です。
この方のご要望は、“エンドプロテーゼを鼻全体に入れたが、最近になって鼻先が太くなってきた。心配なので、鼻先のエンドプロテーゼを除去し、他の方法で今と同じ高さと今よりも若干細い鼻先にして欲しい。
ただし、手術はあくまで鼻先だけで、他の部分は気に入っているので、手を加えないで欲しい”というものでした。
エンドプロテーゼは、小さいブロック状の注入物で、液体ではないので、摘出は容易です。ただし、形を微調整して入れることが難しいと思います。
また、重力による下方移動も懸念されます。
この方は、他院で施術されていますので、術前の状態からどの程度注入したのかは定かではありませんでしたが、治療として、
1.鼻先のみのエンドプロテーゼを摘出する
2.鼻尖軟骨を縫縮することにより、幅を狭くして高さを出すという計画を立てました。
術中の状態をお見せしますが、白い小さなブロックのようなものが、エンドプロテーゼです。
術後の状態は、ご本人のご希望にほぼ近く仕上がっていると思います。
ご相談は、他院にて鼻尖形成を受けられたが、鼻の高さ、小鼻の左右差が気になるので直したいという事でした。
手術は、シリコン隆鼻術、右側のみの小鼻縮小を施行しました。
鼻を高くしたいとのご希望を受けた場合、鼻筋を通すと、鼻全体が高くなったように見えますので、シリコンの高さを十分に検討しないと、鼻だけが目立ってしまって『不自然な』形に仕上がってしまうことがあります。
使用したシリコンは、アジア人向けに特化された高すぎないI型の物を使用しました。
また、この方の小鼻の左右差は、右のみが大きいことによりますので、片側のみの手術で良いことが分かります。
手術に際し、治療計画を立てる能力も手術能力の一部であると思います。この方のように片側で済む手術は片側で済ませるように、手術を最小限に計画するということも大事だと思っています。
それではまず、術前と術後1か月の状態を比較していただきたいと思います。
さらに小鼻にどの程度の効果が出ているかは、下から見た方が分かりやすいと思いますので、術前と術後1か月の状態をご覧に入れます。
小鼻の大きさが左右で、ほぼ揃い、鼻の穴の形状もきれいになったのがお分かり頂けると思います。
ここでご紹介するのは、シリコンのトラブルでシリコン抜去した方ですが、シリコンを入れて隆鼻術をする場合は、基本的にこの手順と同じで、シリコンを抜くシーンがシリコンを入れるシーンに置き換わるだけですので、シリコンを入れようと考えている方にも参考になるのではないかと思います。
以前、鼻のシリコンの話のところでも書きましたが、感染を起こすと鼻が赤く腫れてしまいます。
この方は、他院で何十年も前に手術をされた方ですが、今回いきなり腫れて食事も思うように摂れないということでいらっしゃいました。
鼻根部に発赤を認め、圧痛も認め、鼻のシリコンの感染が強く疑われましたので、シリコン抜去を計画いたしました。
鼻の傷は、通常、鼻毛の生え終わった位置につけますが、二回目の手術ですでに傷がある場合は前回の手術と同じ位置で切開を加えます。
麻酔をして(局所麻酔か静脈麻酔併用かで手術するのが、一般的です。)メスで切り込みを入れます。
その後、ハサミで剥離してスペースを大きくします。
剥離が終わればシリコンは引っ張って出せますので、器具を使って引っ張り出します。
写真の中で引っ張り出されているのが、シリコン(白くて、ざらざらしている)ですが、鼻の中で劣化して崩れていました。
次に、傷を縫っておしまいですが、傷口が分かるようにフラッシュを使って撮影した写真をお見せいたします。
鼻毛と同じような感じで縫合糸が見えると思います。
フラッシュを使わない撮影で分かると思いますが、鼻の中ですので、外側から見ると傷が分からないのが分かると思います。
プロテーゼを抜いた後に鼻尖の形状を整えると、『抜いた感』が少ない事が多く、この方の術前状態を拝見すると、鼻翼軟骨の位置関係が悪く、鼻尖の変形が想定されましたので、プロテーゼ抜去術+鼻尖形成修正術を計画しました。
この軟骨が鼻尖部の『太い感じ』を出していた為、一度摘出し、大鼻翼軟骨の形状修正をし、形状評価をしました。視診、触診にて、鼻尖形成修正術のみだと、鼻尖が凹むことが想定されたため、この部位に摘出した軟骨を再移植することにしました(写真10)。
施術名:シリコン抜去(他院)+鼻尖形成修正
他院にて鼻尖形成術、鼻尖部に耳介軟骨移植術を受けられた(ご本人申告)方です。鼻が高すぎる、左右差が気になるというのがご本人の相談内容でした。
横から見ていただいても、術前は、鼻先が尖り、高すぎて不自然な感じになっていると思います。術後6か月では、この不自然さは無くなっていると思います。
手術は、『オープン法』を使用して、直視下に確認しながら行う必要があります。開けてみると、鼻柱が傾き(緑線)、鼻尖も傾いている(黄色線)ことがわかりました(写真7)。この原因として、鼻翼軟骨の位置関係が悪いことは容易に分かるのですが、なぜこの位置関係になったのかをきちんと検証する必要があります。
施術名:鼻尖形成修正+鼻尖移植軟骨修正
他院にて、鼻尖形成術、鼻尖部軟骨移植術、鼻中隔延長術、プロテーゼ隆鼻術、鼻孔縁下降術を受けられた方です。
診察にいらした時には、鼻尖の形状が気になり、横顔も気になるため、プロテーゼ入れ替え術と鼻尖移植軟骨摘出希望を考えられているとのことでした。
正面から見た術前では、鼻尖の形状が太く、一部凹んでいます(緑矢印)。術後6か月の状態では、鼻尖の太さも、凹みもなくなり、すっきりとした状態に変化していることがお分かりいただけると思います。
施術名:シリコンプロテーゼ入替+鼻尖移植軟骨修正
他院にてプロテーゼ隆鼻術、鼻尖形成術、耳介軟骨移植術を受けられた後の修正症例です。
鼻根部の形状や高さは気に入っているが、鼻尖部の突き出た形状(下に向きすぎている状態)が不自然で気になる、というご相談でした。プロテーゼはそのまま残し、鼻尖部のみ修正を行いました。
術後6ヵ月経過すると、傷痕が白く目立たなくなっていることがお分かりいただけると思います。
施術名:オープン法にて、鼻尖形成修正術+移植軟骨修正術
他院にて、鼻尖形成術とオステオポールを入れた後に、鼻尖(鼻先)の形状が気になるというお悩みで、当院にて修正手術を行いました。
下から見ると、鼻が少し曲がったように見える状態でした。鼻先も鼻尖形成術を行ったにもかかわらず、細くなっていません。手術後は、鼻の形が自然で、鼻先も綺麗です。
修正手術の場合は、中の状態をしっかり確認する為、オープン法にて行うことがほとんどです。その為、鼻柱部分に傷が付きますが、最終的には結構目立ちにくくなります。
施術名:鼻尖形成修正+オステオポール除去
この方は、他院にて鼻先に軟骨移植術を受けられた方です。鼻先が下に向きすぎたのを改善したいというのがご本人の相談内容でした。
横から見ていただくと、術前と術後6か月では、鼻先の尖り方と高さの変化がよく分かると思います。
施術名:鼻尖移植物除去+鼻尖形成修正術
ひとりひとり丁寧に対応いたします
こだわり
出血を最小限にし、術後の腫れを抑えます。
こだわり
自然な形状を目指し、
人工的な形状にならないように注意します。
こだわり
顔とのバランスを考慮しながら
形状を決めていきます。
他院の手術内容を検証し、
なるべくご本人の希望に合うように手術計画を致します。
局所麻酔で施行いたしますが、ご希望により静脈麻酔を併用し寝ている間に手術を終わらせることも可能です。
修正部位の切開を最小限に抑えます。
修正手術の場合は、
癒着を丁寧に剥離後、組織を再構築します。
前医と同部位を切開することが多い為、創部に負担が
かからないような極細糸を使用し、丁寧に縫合します。
また、鼻の穴の傷は溶ける糸で丁寧に縫合します。
術後の過ごし方はどうしたらいいの?
入院の必要はありません。
手術内容によって抜糸まで固定のテープ・ギブスが必要な場合があります。
また、ギブス固定は抜糸後もできれば
長時間(プロテクトの意味合いで)1ヶ月間程度は、就寝時間中にご使用いただく場合もございます。
術式にもよりますが、シャワーは首から
下部分であれば、手術翌日から可能です。
通常抜糸までは手術部位は
濡らさない状態になります。
入浴は、抜糸翌日から可能です。
鼻以外のメイクは手術翌日から可能です。
鼻の部分のメイクは、抜糸翌日から可能です。
私は、『移植してある軟骨を使用しますので、軟骨は取りませんよ』とお答えすると、『他院では、新しく軟骨を取ると言われた』と驚かれます。
基本的に、『最小限の手術で対応する』というのをモットーにしていますので、他院とはこのように方法に差異が出ます。確かに新しく用意した軟骨の方が、『扱いが楽』ですし、移植されていた軟骨を再移植できるレベルで傷つけずに丁寧に摘出する事は非常に高度な技術が要求されます。
しかしながら、患者さんのことを考えれば、新たに軟骨を摘出しない方が良いと思います。
詳細についてはこちらを御覧下さい。
手術内容によって変わりますが、オープン法の場合、鼻柱に傷が出来ます。抜糸直後は赤みも強く、傷が分かる状態です。
術後1ヵ月程度で、随分目立ちにくい状態に回復しています。6ヵ月経過すると、かなり目立ちにくくなっています。
シリコンプロテーゼの入替と鼻尖に移植された軟骨の修正を行った際の術後の固定をご紹介します。
プロテーゼが入っているため、鼻根部~鼻尖部までをしっかりテーピング固定し、その上からギプス固定も行っております。
腫れの抑制と、形状の維持が目的で、抜糸時まで外すことができません。
鼻がかめない状態になり、鼻呼吸がしにくいこと、テープの痒みなどが辛かったと患者様から感想をいただいております。
術後は我慢しなければいけないこともございますので、ダウンタイムのご参考になれば幸いです。
詳細についてはこちらを御覧下さい。
『手術をして小鼻の丸みが無くなりませんか?』『3mm以上切ったらやばいって聞いたんですけど』等々色々なコメントを患者さんから頂きます。
『3㎜を切ると』という基準が、私には理解できません。
なぜなら、人によって小鼻の大きさが違うからです。
強いて表現するなら『何パーセントを切除すると』という表現であってしかるべきだと思います。
しかし、私は、この切除幅を云々言うよりも『どのように切るのか』ということが非常に大事だと考えています。
同じ切除幅であっても直線的に切るのと曲線的に切るのでは、仕上がりが全く違いますし、小鼻の内部の組織を切ってしまうのと残して切るのとでは、ボリューム感に大きな違いが生じてしまいます。
いつも患者さんには、『自分と感性が似ている担当医を探すことが非常に大事』とお話していますが、お勧めは、担当する医師が手術した症例を色々と見ることだと思います。
手術前にカウンセリングした医師と手術する医師が異なる場合は、担当する医師と必ず直に会って話をすることが非常に大事だと思います。
詳細についてはこちらを御覧下さい。
このオステオポールとは、メッシュ状の3Dボールで、2年程度で溶けてなくなりますが、溶ける間にメッシュの中に肉芽組織が入り込み、自分の組織に置き変わるのが最大の特徴と言われています。
また、形状を細工することが出来るため、鼻尖を好きな形にすることも可能であると言われています。
そのため、自分の組織を使って鼻尖の形、高さを変えることが出来る夢のような素材だというような説明が患者さんにされているようです。
しかしながら、どのような素材を使用しても(それが自分の組織であっても)、大きさや形状によっては、鼻尖に力の負担がかかりますので、素材の形状が浮き出たりというトラブルが起こりうるという事が、容易に想像出来ます。
美容医療では、常に新しい素材や方法が生まれてきます。
既存の方法ではできなかったことが、非常に容易にできるようになる場合もありますが、今回の方のようにトラブルに会われてしまうこともあります。
『全然問題ない』『最新の』というような言葉に踊らされないように十分に考えられたうえで手術を受けられることをお勧めします。
詳細についてはこちらを御覧下さい。
小鼻縮小術で、よく聞く失敗では、『小鼻の丸みが無くなった』、『鼻の穴がコンセントみたいになった』、『小鼻の左右差が気になる』等です。
こうした失敗?をどう治すのかは別として、修正できないものも非常に多いと思います。
なぜか?
それは、小鼻という組織を切り取って縫い合わせた手術なので、小鼻という『部品が不足』しているからです。
ですので、修正方法は、大きい方を小さい方に合わせるか、縫い合わせている部分を切り離して、違う部分に縫い合わせるかというお話になってしまいます。
もちろん、移植とか新しく代用部品を作るとかも考えられますが、はっきり言って『あまり格好よく仕上がらない』というのが現実だと思います。
詳細についてはこちらを御覧下さい。
他の人とは比較しにくい部分だけに、なかなか人には言えない、デリケートな部分の悩み。
悩みを解消し、体だけでなく精神的にもすっきりと、
もっと前向きに輝きたいあなたへ。
真摯に対応させていただきますので、
ひとりで悩まずに、ぜひご相談ください。